Labo report no.007 知っていれば失敗しない!ディスプレイの基本の7ヶ条

第1条 テーマを決めて飾るべし!

大事なのは、
自分の飾りたいイメージを固めること。

思い出の写真やコレクションを飾るにしても、何もないスペースを小物で彩る場合にも、飾るスペースには、必ずディスプレイのテーマや、もしくはメインとなるアイテムを決めましょう。

旅の写真を飾るにしても、数多く飾ると雑多な印象になってしまいがちですが、同じ土地の工芸品やテキスタイルなど、1つのテーマに沿ってテイストをそろえて飾ればコーナーに一貫性が出てすっきりと仕上がります。

出来上がったディスプレイに作品タイトルをつけるくらいの気持ちで作ってみるのも、ディスプレイの世界観を統一するのに効果的!少し恥ずかしいと感じるかもしれませんが、芸術家になった気分でチャレンジしてみて!

第2条 場所や背景とのバランスに気をつけて

壁面全体を、一枚の絵にするつもりで

背景となる壁や、まわりの家具の色や素材感を意識しながら飾ります。家具の上に小物などをディスプレイする場合、その家具の色や形とのバランスをとることを心がけましょう。
複数のものをならべるときは色や大きさに注意して。

同じものを並べすぎると単調になったり、統一感が無いと雑多な印象になってしまうことも。
ディスプレイに懲りすぎて、壁面が窮屈になってしまった…なんて事のないように、時々休憩しながら遠くから眺めてみてくださいね。

第3条 配置の基本は、三角形とシンメトリー

安定感のある配置こそが、
安心させる空間作りにつながります

ディスプレイを成功させる秘訣は、飾るアイテムを三角形かシンメトリー(左右対称)に配置することです。

三角形というのは、正面から見たときの形のこと。
飾るアイテムの大きさや飾り方に高低差をつけ、中央に背の高いもの、両サイドに少し背の低いものを配置して、空間に三角形を形作ります。

多少崩れても飾ったときのバランスがよく、失敗も少ないのがこの三角形です。

同じものが2つ必要になりますが、壁面の広いスペースを飾る場合には、左右対称の配置が効果的です。

シャープな印象のアイテムや色のものをチョイスすれば、引き締まった美しい空間が演出できますよ!

第4条 色味は絞って、三色まで!

主役の色を決めてしまえば、
おのずと部屋のイメージも固まってきます。

カラフルなアイテムをうまくまとめるには、色の選択や配置など、上級テクニックが必要になってきます。
すっきりカンタンにまとめたいなら、ディスプレイに使用する色を、部屋のベースカラーも含めた3色までに抑えることを心がけましょう。

壁や床などのベースカラー、家具やカーテンなどのメインカラーをふまえて、どちらかにトーンを合わせた小物のチョイスを。
さらにアクセントでもう1色加えれば、お互いの色が引き立って、グッと引き締まった印象の部屋に。

<部屋のアクセントになる!フォーカルポイントとは?>

和室で言うと床の間、洋室だと暖炉やニッチ(飾り棚)など、部屋に入ったときに一番目を引く場所の事をフォーカルポイントといいます。印象的なアクセントカラーを置くことでフォーカルポイントを作ることも可能です。
このポイント付近に何を置くかでお部屋の印象もガラリと変わりますよ♪

第5条 素材感を統一すれば、まとまりのあるディスプレイに

ディスプレイの一体感を演出するには
素材をそろえるのが一番の近道!

飾るものの色だけではなく、素材にも気を配りましょう。
同じ茶色系のアイテムでも、木と陶器、金属などでは与える印象も変わってきます。
ひとつの素材でアイテムをそろえれば、いろいろな形のものを置いてもまとまった印象に。

ただし、同じガラス素材でも、素朴で暖かみのあるものと、冷たく硬質な質感のものとがあったりなど、アイテムそれぞれの持つイメージにも気をつけてチョイスして。

第6条 光の演出でより効果的に

ディスプレイは、光との組み合わせが鉄則!

せっかくのディスプレイも、暗がりにあっては飾ったものの色や質感が活かされません。
小物を飾ったら、スポットライトや間接照明などを用いて、アイテムの形や素材にあった光を当ててあげましょう。

前方・上からスポットライトをあて、アイテムの形やディスプレイの存在感を演出するのが基本ですが、透過性のあるアイテムなら、後方からの照明も効果的な演出が可能です。

また、観葉植物やグリーンを基調としたものならば、自然光によるライティングが効果的です。

第7条 一番大事なのは、飾る心

「美しく魅せる」意識を持つことが大切。

いつ、どこから見られてもスキの無いディスプレイを心がけるうち、おのずとディスプレイ箇所だけでなく部屋全体の調和を考えるようになります。

また、「美しくなくては!」と気負うのではなく、季節に合わせてディスプレイを変更してみたり、玄関やダイニングなら、お招きするお客様の事を考えてみたり、ディスプレイそのものを楽しむ気持ちを忘れずに。

楽しんでやっているうちに、おのずとディスプレイ上手への道が開くはず!

アイテム別 特徴とディスプレイテクニック

花・グリーン
切花、鉢花、観葉植物など
リラックス効果があり、華やかなのでインテリアのアクセントに最適。飾るだけでなく育てる楽しみも。
十分な手入れが必要になり、置ける場所も限られますが、太陽光や照明と組み合わせると葉の緑がよりいっそう鮮やかに、部屋も明るく見えますよ♪
テキスタイル(布)
テーブルクロス、ラグ、クッション、カーテンなど
広げたりたたんだりの扱いが自由で、広範囲に簡単に色を添えられるアイテムです。
カーテンやソファカバーなどの色柄を変えるだけで、お部屋の雰囲気をガラリと変えることも♪広い面を使うときは、色や柄がうるさくなりすぎないか注意を!
陶磁器
食器、花器、鉢など
ガラスや金属の器よりも質感がやわらかく、飾るだけでなく日用品としても役に立ちます。
高価なものを用意しても、部屋のテイストに合わなければすべてが台無しに。置きたいアイテムが個性的なら、それを主役にそこからお部屋づくりを!
メタル小物
燭台、トレイ、灰皿、フォトフレームなど
機能性・装飾性も持ちながら、空間に緊張感を持たせるアイテム。キリッとしたアクセントにぴったりです。
装飾性の高いものは重厚感を、シャープなものはクールに空間を演出します。家具や照明器具の金属部分と材質をそろえると、空間により一体感が♪
ガラス小物
グラス、水差し、フラワーベースなど
清潔感があり、さまざまな材質・色のものとなじみます。光とあわせるとより空間を明るく演出します。
透明ガラスは個性が強すぎず使いやすいが、色のあるものは色味や質感に注意して配置を。傷つきやすく、汚れも目立ちやすいのでお手入れには十分気をつけて。
ミラー
壁掛け鏡、姿見、鏡台など
鏡に映る像を利用すると、鏡の前に置いたものを2倍に見せることができます。大きな鏡なら部屋自体の空間を2倍に見せ、空間を広く見せる効果も。
材質がシャープなため、印象をやわらげたい場合はフレームの素材や形を工夫して。割れやすいので、設置場所や固定の方法も十分に注意しましょう。