Labo report vol8 no.001

快眠で 「暮らしの質」向上計画。 vol.1 快適な眠りを導く 空間づくり

人生を80年とした場合、睡眠時間は約25年間分あるといわれています。
睡眠の質はイコール健康の質であり、美の質であり、人生の質そのもの!毎日ぐっすり眠れる快眠ルームをつくるうえで欠かせない大切なポイントをご紹介します。

1 照明 Light

キャンドルや 温かい光でリラックス

深い眠りにつくために照明調節!

睡眠・覚醒リズムを司る生体時計は光に依存してリズムを刻んでおり、蛍光灯のような明るい光が目に入ると脳は昼間と認識して交感神経が優位になり、活動モードがオンになります。逆に、暗くなるとリラックスの副交感神経が優位になり、脳も身体もおやすみモードへと切り替わるのです。また、明るい光は、別名「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの分泌を抑制する作用があるため、就寝前に見てしまうと深い眠りの出現を妨げてしまいます。寝室の照明はやや暗め、そして色温度の低い暖色系のものを使うようにしましょう。

2 シルクマスク Silk mask

シルクのアイテムで さらに心地良い 眠りへ

快眠サポートのために!

就寝中は無防備に口呼吸になってしまっている方が少なくありません。冬の冷たい空気が口から入ると肺を冷やし眠りの質低下を招くといわれているので、眠るときにはマスクを着用するのがおすすめです。シルク素材であれば天然繊維の中で最も人の皮膚に近く、肌にも優しいので安心して一晩中身につけられます。また角質ケア作用もある素材なので、「寝ながらスキンケア」の効果も期待でき、まさに一石二鳥です。手足を温めることも快眠促進につながりますから、冷え性の方は手袋やゆるめの靴下も積極的に活用してください。

3 羽毛布団&毛布 Duvet & blanket

好きな色でそろえて お部屋のイメチェンも

羽毛布団で快眠を

掛け布団は適度に軽くて圧迫感がなく身体に馴染み、保温機能と吸放湿機能があることが必須条件です。この条件を全て満たしているのが羽毛布団。ドレープ性も高く、寝返りをうっても身体のラインに合わせてフィットしてくれるので、肩口などに隙間ができず朝まで快適な暖かさを維持できます。また、羽毛布団の上に毛布を1枚かけることで体温が逃げにくくなり温か度がぐっとアップ。毛布にはカシミア、ウール、アクリル、綿などの素材がありますが、羽毛布団と相性は綿が抜群です。使い勝手も良く、オールシーズン使える万能毛布なので、1枚持っておくと便利です。

まとめ

  • 1

    寝室にはやや暗めで暖色系の間接照明を使いましょう。

  • 2

    就寝にシルクアイテムをプラスワンして快眠美人になりましょう。

  • 3

    羽毛布団と毛布のタッグで温かな寝床を確保しましょう。

鈴木理恵子

執筆者プロフィール

友野なお

株式会社SEA Trinity代表取締役
睡眠コンサルタント/産業心理カウンセラー

睡眠研究に携わり、科学的な知見に基づき睡眠改善を叶える眠りのプロフェッショナル。企業のコンサルティングや商品開発など多方面で活躍。著書に「やすみかたの教科書」(主婦の友社)など多数。