Labo report vol9 no.001 作りたい&飾ってみたい スワッグことはじめ。

vol.1 スワッグ作りのための 基本とコツ

「壁飾り」という意味のスワッグ。見慣れたフラワーアレンジメントやリースよりも、ちょっと新しいトレンドになっているのをご存知ですか。これから3回にわたり、スワッグをすてきなインテリアとして取り入れる方法をご紹介。第1回目はその基本からお伝えします。

point 01 スワッグにぴったりの花材選び

スワッグに向いている花材の選び方にはポイントがあります。それはドライフラワーにしやすい花材を選ぶこと。壁に掛けて飾るものなので、ドライフラワーとして長く楽しめるものが向いているとされます。その見極めをどうしたらよいかが要なのですが、ズバリ!その花材自体に含まれている水分量が少ないものほど、綺麗にドライフラワーにしやすいです。例えばミモザのように、もともとパサパサしているような花材はドライフラワーにしやすく、反対にチューリップのような、茎もみずみずしくまるで春野菜のような花材は、ドライフラワーにしにくい傾向にあります。

お花屋さんに相談しながら、まずは色々と試してみるとよいですね!

point 02 材料とスワッグ作りのコツ

基本材料として、花材、輪ゴム、紐、ハサミさえあればスワッグを作ることができます。
花材は下記を参考に、1種類でもそれ以上を合わせても作ることができます。初めての方は、例えばユーカリだけを束ねてみても簡単にすてきなスワッグが出来上がります。2種類以上を使う場合は、花材それぞれのフォルムを生かすように合わせていきます。作るためのコツは、壁に掛けるので背面がある花束のようにしていくため、利き手で追加していく花材を持ち、利き手ではない方の手に次々と花材をのせていきます。2種類以上の花材でつくるときは、最初の方にのせていく花材は長めで線の細いもので、その後どんどん頭のボリュームがあるような花材をのせていくとバランスよく仕上がります。全体のバランスを整えたら、輪ゴムで束ね、その上から紐で結びます。一度輪ゴムをすることで、生花からドライフラワーにする過程で水分が抜け茎が痩せてきたときに、抜けにくくする効果があります。

花頭を少しずつずらすようにのせていくのもコツです!

point 03 気軽に取り入れられるスワッグの魅力

お花や植物があるだけでお部屋の空気感がぐんと変わりますね。スワッグはリースよりも手軽に作れて、しかも基本的には吊るしておけば良いだけなので、気負わずに取り入れやすいものです。ご自身で作れば、作っている間の花の香りや手の感触から幸せを感じられますね。置いて飾るものとは違って、壁に掛けるものが空間にあるだけで、場所をとらない上に、立体感や奥行き感が出てインテリアとしても少し上級者になった気分です。生花からドライフラワーにすることで、経年変化も楽しめます。お友達へのプレゼントとしても、きっと喜んでもらえますね。

季節ごとに作り替えたり、作り足したりしても、手軽に模様替え気分を味わえます!

今回のまとめ

  • 01.

    ドライフラワーにして長く楽しめるものを花材として選びましょう。

  • 02.

    材料は少しだけ。細いものから順に束ね、バランスよく作ります。

  • 03.

    壁に掛けることで立体感や奥行きのあるすてきなインテリアに。

Writer Profile

岡本 典子

花生師。「Tiny N」主宰。恵泉女学園短期大学園芸生活学科卒業後、イギリスに留学し、花コンペティションにて多数の優勝・入賞を果たし、国家技能資格上級を取得して帰国。ゴトウフローリストに勤務後、アイ・スタイラーズの立ち上げを経て、二子玉川に自店を構える。2015年にアトリエ「Tiny N Abri」を三軒茶屋にオープン。テレビ・雑誌・広告などのフラワースタイリングほか、カルチャースクールの講師、婚礼や展示会、パーティの装花、イベント出店など多方面で活躍中。