LABO REPORT NO.001 理想の部屋をつくる6ステップ

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  • Step2
  • Step3
  • Step4
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Step1:理想の住まいのイメージを集める

Step1:理想の住まいのイメージを集める

部屋のイメージといっても、どこから手をつけていけばいいんだろう?
自分にぴったりの部屋づくりのために、まずは自分の好みを知るところからはじめましょう。

普段何気なく眺めていて、気に入った、素敵だと思ったインテリアやお部屋の写真・切り抜きを集めて、スクラップブックなどにまとめてみましょう。
あなたの「好き」を集めていけば、おのずと自分の好みやテイストがわかってくるはず。

あなたのインテリア スタイルは?
  • ナチュラル…自然の色と素材を使ったゆったりとしたスタイル。
  • モダン…デザイン性の高い、クールでシャープなスタイル。
  • クラシック…ヨーロッパの伝統様式を取り入れた、優雅で格調高いスタイル。
コーディネーターからのアドバイス
雑誌やテレビドラマにも、インテリアのヒントがたくさん!インテリア雑誌はもちろんのこと、最近では女性誌の中にもインテリアのヒントがたくさんちりばめられています。
またTVでのドラマのセットも注目度大! 気を付けてみているとトレンドの家具や小物などがうまくコーディネートされています。お部屋作りの参考になること間違えなしですよ♪

Step2:各部屋のサイズを測る

Step2:各部屋のサイズを測る

家具をうまく配置するためには、それぞれの部屋のサイズを知っておく事が大前提。同じ6畳や8畳でも、規格通りの寸法でないこともあるんです。

間取り図などを活用して、部屋のサイズを総チェック。測った箇所はどんどん書き込んでいきましょう。
今の家具と新しく配置する予定の家具を、縮尺にあわせて切り抜きをつくり、間取り図上でシミュレーションしておくと安心です。
家具の大きさだけでなく、人や物が通れるスペースがあるかどうかにも気をつけて。

! こんなところにも気をつけたい

天井の高さ
家具が入るかどうかはもちろん、梁のある家はその高さも気をつけて。
ドアの位置と高さ
せっかく天井が高くても、ドアの高さが足りずに入らない!なんて事も。高さと幅の確認を。
窓の位置とサイズ
家具の配置は窓の位置に大きく左右されます。
高さや幅だけでなく、両側のコーナーや出っ張りなどにも要注意。
照明・コンセントなどの位置
家具を置いてみたあとで、うっかりコンセントが隠れてしまった…!なんて声もよく聞こえます。
照明器具の取り付け位置も、きちんと把握しておきたいですね。
コーディネーターからのアドバイス
シミュレーションは、具体的なイメージができるまで徹底して!

お部屋や家具のサイズを把握することは非常に大切です。間取り図上のシミュレーションで、意外な配置を発見することも多々あります。但し気を付けなければならないのが、平面図上だけではなく3Dになったときのことをイメージすること。家具にはそれぞれ高さもありますので、『こんなに圧迫感があると思わなかった…』ということにならないよう、3Dをイメージしながらシミュレーションしてくださいね。
また、せっかく家具を新しく購入したのにお部屋に入らないパターンの一つに、玄関からお部屋までの廊下の形状が問題となることがあります。まっすぐの廊下であれば比較的大型の家具は入りやすいですが、途中90度曲がる廊下がある場合は要注意!想定外に家具が回らない場合があるのです…。間取り図シミュレーションと共に、家具搬入経路シミュレーションをぜひしてみてください。

Step3:今持っている家具のサイズを測る

Step3:今持っている家具のサイズを測る

今持っている家具の幅・奥行き・高さを測りましょう。
カーブしている部分やでっぱりなども含めた最大サイズで測ること。
新しく入れた家具とあわせてみると、入ると思っていたのに装飾等の部分が意外とかさばって…なんて事になってしまうかも。
サイズがわかったら、Step2で作った間取り図に加えてみましょう。

コーディネーターからのアドバイス
手持ちの家具も、使い方次第で気分一新!

テレビボードや大型ソファは、商品によっては分割して使用できるものもあります。サイズと共に構造を今一度チェックすることも大切です。

Step4:家具の配置を決める

Step4:家具の配置を決める

ステップ2、3で測ったお部屋と家具のサイズをもとに、家具・家電の配置を決めていきます。
大きなものや、配線がからむものから順に決めていき、新しく欲しい家具や置きたいものについて、どのくらいのサイズが収まるのかを割り出していきます。

コーディネーターからのアドバイス
配線上手は配置上手!

配線が絡む家電について、どうしてもコンセント付近に設置したくない場合は、延長コードを利用することも方法の一つです。ただし、たこ足配線や絡まりやすい状況にならないように注意しましょう。

Step5:住まいの性能や設備をチェック

  • 防音性はどの程度あるか
  • 暖房設備はあるか
  • 上下両隣との壁や床、天井の構造
  • 天井や照明器具の構造はどうなっているか
  • ・・・etc.

お部屋の設備や性能によって、置ける家具や必要なものが大きく変わってきます。

折角素敵な照明器具を手に入れてきても、実際の部屋では構造上設置ができなかった…なんて事の無いよう、まずは住まいの状態をしっかり確認することが大切です。

コーディネーターからのアドバイス
不安になったら、なんでも相談。専門家はあなたの味方です

お部屋の構造がイマイチ分からない場合は、専門家に相談してみるべき!取付が不可能なのにお気に入りの照明や家具を購入してしまうと、残念な結果になります。特に電気関係と躯体(壁・天井)の構造はキーポイントです。

Step6:改修できる範囲を確認

Step6:改修できる範囲を確認

この間取りじゃ理想の部屋は無理・・・とあきらめる前に、一度改修ができないか確認をしてみましょう。
マンションであれば、場合によっては思い切った改修も許可してくれるところもあります。一軒家であれば、出来る範囲でリフォームなども検討してみるのも良いでしょう。まずは希望を伝えて、相談してみるのもひとつの手です。

たとえば…
  • 賃貸物件・・・壁紙の貼り替えや設備品の交換等、退去時に元に戻せる範囲なら改修が可能な場合も。
  • マンション…専有部分(玄関からサッシの内側まで)ならリフォーム可能。
  • 一軒家・・・自分の思いとおりにリフォームが可能。一度に行うのではなく、何度かに分けて改修するという方法も。

ただ漠然と「変えたい!」と伝えるのではなく、自分の理想をきちんと伝えれば、きっと良い方法が見つかるはず。
ステップ1~5で作ったあなたの理想のお部屋を元に、わからないことはなんでもきいてみましょう。

コーディネーターからのアドバイス
小さな工夫で大きく変わる!大事なのは、理想の部屋づくりをあきらめない事

ちょっとした改修で大きくイメージを変えられることがたくさんあります。日頃ストレスとなっている老朽化した水廻り(お風呂やキッチン、トイレなど)の新品化から、大きく間取りを変更するリノベーションまで、選択肢は十人十色。専門家に相談して、自分色のお部屋を満足いくまで作り上げることも、楽しみの一つではないでしょうか…。

理想の部屋のイメージが固まれば、あとはそれに向かって進むのみ!
できあがった後でガックリ…なんて事にならないよう、念入りに準備しておきましょう。

コーディネータープロフィール

玉田 美貴   株式会社スペースコンフォート 取締役デザイン統括本部長
玉田 美貴インテリアデザイナー
カラーデザイナー・色彩診断士
(社)日本パーソナルカラリスト協会 認定講師
無限の色を系統立てて分析分類し、効果的にカラーを使ったデザインを多く手掛けるインテリアデザイナー。個人邸・ショールーム・飲食店舗・美容施設等、多岐にわたるプロジェクトをプロデュース。最近では、経済産業省プロジェクト JAPAN BRAND のアンテナショップ『Rin』(港区北青山)のVMDを担当。
カラーの大切さを空間のみならず、空間で過ごす人間にも深くかかわっていることを強く提唱している。株式会社スペースコンフォート