日用品・食品のストックに関するアンケート

節約意識や忙しいライフスタイルなどから、日用品や食品をまとめ買い・ストックする人は多いのではないでしょうか。災害への備えにもなる一方で、保管場所や在庫管理に悩む声もあります。皆さんのストックや収納の工夫についてお聞きしました。

アンケート名
日用品・食品のストックに関するアンケート結果
回答期間
2025年6月20日~2025年7月17日
回答数
648人
回答対象
アルファあなぶきStyle「くらしのアンケート」より回答いただいた方全員(会員を含む)

Q1. 普段ストックしている【日用品】を教えてください。(複数回答可)

最も多くストックされているのは『トイレットペーパー、ティッシュペーパー(607件)、次いで『洗濯・食器用洗剤、柔軟剤』(512件)、『シャンプー・リンス・ボディソープなど』(452件)や『歯ブラシ・歯みがき粉』(456件)など、生活必需品が中心となっています。

「切らすと困るもの」をまとめ買いする傾向が定着しているようです。『ストックはしていない』と回答した人はわずか14件で、多くの家庭でストック管理が日常化しているようです。

Q2. 普段ストックしている【食品・飲料】を教えてください。(複数回答可)

食品・飲料でストックしているものとしては『飲料(495件)』『インスタント食品(381件)』『レトルト食品(338件)』『冷凍食品(327件)』『(314件)』と、長期保存が効く食品のストックが目立つ結果となっています。

菓子・アイス類』や『アルコール類』も多く見られ、楽しみ用途や嗜好品のストック文化も根付いているようです。

一方で『ストックしていない』という人は23件。日用品と比べてストックしない人は多いことが分かります。

食品・飲料については、避難用備蓄を意識する声が多く見られました。

Q3. ストック品は、だいたいどのくらいの量を目安に常備していますか? 未開封の状態を基準に回答ください。(1つ回答)

ストックの量としては『1~2個』がもっとも多く、過半数の397件。続いて『3~5個』で178件、『6個以上』は56件となっています。

大量ストックするよりも、無駄なく循環させるストック術が主流のようです。「必要な分だけ」にすることで省スペースやフードロス削減にも配慮していることがうかがえます。

Q4. ストックに関して一番困っていることを1つ教えてください。(1つ回答)

保管するスペースがない』が255件と最も多く、『賞味・使用期限を過ぎてしまう』(121件)、『特に困っていない』(137件)が続きます。

ストックは必要なものの、収納不足の課題はより切実になっているようです。一方で、期限切れ買いすぎなど、ストック管理の難しさも上げる声もありました。

Q5. ストック品の在庫管理や収納場所の確保のために、工夫していることやルール化していることがあれば教えてください。

〇収納方法の工夫(145人)

  • ストックボックスに入るだけの量を購入している。
  • 収納場所が多く、広いため、雑然となってしまう。 収納ケースを買って利用しているが、ケースの大きさ、材質等を統一することで雑然感を少なくするようにしている。
  • ケースごとにラベリングして整理している。 一目で分かるように、買いすぎないこと。 マグネットでストック品の項目を作って、必要時に買いに行けるよう、冷蔵庫に貼っている。
  • 置き場所を決めておく。
  • 棚の下や使わない箇所を探して保管。
  • ストックスペースは厳密に決めており、並べ方もルールがある。
  • 保管する際に古いものを手前に移動する
  • 食品は、食器棚の1番下の引き出しを保管用。生活品は、洗面台の下を工夫して収納庫にしている。
  • 保管品は出来るだけ一箇所に集める。
  • ストックがあるのに、適当に置いていた。間違えて同じものを複数購入してしまい、場所をとり困った。それ以来、ジャンル別にまとめ、分かりやすくしている。
  • 購入日を書く。種類ごとにまとめる。
  • 箱から出して収納
  • 基本的には見えるところならそのまま、見えない箱に入れたら外側に商品名をリストにして張り付けています。
  • 頻繁に使い食材や調味料はストック品を使い始めたら、次を買い足す。保管場所がないので、できるだけ1個程度のストックになるよう心がけている。
  • 棚に仕切りを作り、管理しやすくしている。
  • ストックしている箱に賞味期限をわかりやすいところに大きく記載している。

 〇買い方の工夫(56人)

  • 買いすぎないように買い物の前に在庫を確認する
  • 新しいものをあけたら、次のストック分を購入するようにしている。
  • 食品に関しては定期的に賞味期限を確認している。一度にまとめて買うと賞味期限も同じものばかりになってしまうので、まとめ買いはしないようにしている。
  • 一つ使いきると一つ買い足すようにして常に一つ以上の在庫を保有するように気を付けている。
  • 洗剤類はネットで定期購入しているが、都度残り具合を確認して注文している。
  • アマプラを利用して定期的に買う
  • 新たに購入する時には、ストックをチェックしてから買う。
  • 定期便で購入している。
  • 品物により、ここまで無くなったら次を買うというルームを設けている。それでも置き場所がないのが問題。

 〇使い方の工夫(17人)

  • たま~に在庫を確認して、賞味期限が近い商品を少しアレンジ・手を加えて家族で食べています。
  • 食品に関しては期限の3ヶ月前から消費しながら補充を行っている。
  • 買って来た物を奥に置いた時に、置いておいた物の期限を確認しながら使用する。

 〇その他(33人)

  • 別に何もしていないです。
  • 期限チェックの日にちを毎月決めている
  • 整理を心掛ける。
  • 玄関に在庫状況をメモ貼りしてます。
  • 災害用の備蓄食品などがありましたが、期限がきれており期限切れを起こす前にアラートを設定することを忘れないようにする。
  • 在庫品チェック表を作り消費期限、数を記入して、無くなりそうな物から購入しています。また期限の近い物にもチェックし、フードロスしないようにしています。

収納スペースや管理の難しさを、自分なりのアイデアやツールで解消されていることが分かります。最近ではSNSやネットで「収納術」情報が簡単に得られるようになったことも要因と考えられます。
節約やエコへの関心が高まり、ストックの「循環」が意識され始めている様子がうかがえます。

Q6. あなたが「これだけは切らさないようにしている」というストック品があれば、その理由とあわせて教えてください。 

<多かったストック品>

〇水:76人
〇トイレットペーパー:102人
〇米:41人
〇アルコール:13人
〇ペット用品:14人
〇洗剤類:30人

  • 水。災害時を考慮して賞味期限切れが近くなれば入れ替える。
  • 水:災害時含めて常に2リットル6本は保存。
  • 防災用備蓄品として、水・缶詰・レトルト食品・電池などは必ず在庫管理しストックしている。
  • トイレットペーパー,洗濯用洗剤,浴用石鹸,お茶,アルコール類。夜中に切らすと困るから。
  • トイレットペーパー。ないと生活できないから。
  • トイレットペーパー。使いたい時に無かったら1番困るもの。
  • アルコール類は飲み始めてから切らすと車で買いに行けないから。
  • ペットフードは切らさないようにしている。 動物病院専用のペットフードで、ネットでしか購入出来ず、ペットショップ、スーパーで販売してないから。
  • お気に入りのシャンプー&トリートメントがあり、ギリギリだと店頭にない時があったりすると困るので多めにストックしている。
  • ストックしている物すべてを切らさないようにしている。理由は精神的にストックしておかないと気になって眠れないから。
  • 白灯油、ガスボンベ、バッテリーの電気。燃料があればなんとかなる。
  • レトルト食品、ペットボトル、インスタント食品、缶詰類です。地震発生した時に必要と思ってるから。
  • インスタントラーメン 。いつでも食べられて 賞味期限が長いから。
  • 毎朝トーストを食べるので、食パンは冷凍してストックしています。
  • コーヒー。好きなので切らしたくない。
  • 有料ゴミ袋。ないとゴミ出しが3~4日遅れる。

圧倒的なのは「水」「トイレットペーパー」「米」といった生活必需品です。災害時への備えや、不足リスクを強く意識されているようです。理由も「生きていけない」「困る」「不安」といった、切実さのあるものが目立ちました。

Q7.  家族人数(回答者を含む)を教えてください。(1つ回答)

Q8. あなたの性別を教えてください。(1つ回答)

まとめ

このアンケートから浮かび上がったのは、「ストックはもはや日常生活の一部」となった現代の暮らしぶりです。災害やパンデミックの経験、忙しく効率を重視する現代のライフスタイルなどから、「必需品は切らさない」「食糧・日用品を少し多めに持つ」「自宅で快適に、自分らしい生活を楽しむ」価値観が根付いてきているようです。

「ないと困る」という実用品のストックと、アルコールなどの楽しみのためのストックの両方が重視されている点が印象的です。

課題となる在庫管理や収納スペースの確保は、ぜひ他の人のアイデアを参考にしてみてください。

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