カーシェアや車のサブスクなどを利用して車を持たない人が増えている一方、コロナ禍でバイク人気が増えているなど、車やバイクの使い方が以前と異なってきているようです。今回は、自動車やバイクの使用状況についてご回答いただきました。
※アンケートでいただいたご回答・ご意見は、弊社マンションなどの商品開発やサービス企画に活用させていただきます。
第1位は『車1台を所有』で441人（61.3％）、第2位は『車2台所有』で202人（28.3％）、第3位は『バイクを1台所有』で70人（9.8％）でした。
所有している車の種類で最も多かったのは、『軽自動車』で228人（31.9％）、第2位は『コンパクトカー』で178人（24.9％）、第3位は『クロスカントリー・4WD(SUVなど)』で143人（20.0％）でした。『セダン（クーペ・ステーションワゴンなど）』も140人で、3位と僅差です。
第1位の軽自動車（228人）のうち、半数以上の人が「車を2台所有（114人）」「車を3台目以上所有（17人）」されているようです。
『その他』では、こちらの回答がありました。
■『車1台を所有』と回答した人の自動車の種類
車が1台の場合の種類を見ると「コンパクトカー」というご回答が1位でした。
バイクを所有している人（79人）のうち、使用用途として最も多かったのは、『通勤・通学』で35人（44.3％）、第2位は『買い物などの日常生活や休日の移動手段』で24人（30.4％）、第3位は『ツーリングが趣味』で19人（24.0％）でした。
バイクを1台所有している人には「あまり使っていない」という人も多く、逆に2台以上所有している人で「あまり使っていない」と回答した人は0人でした。
複数台所有している人ほど、日常生活でバイクを活用されているようです。
車を所有している人（662人）のうち、日常的に通勤手段として利用している人は403人（60.9％）、バイクを所有している人（79人）では31人（39.2％）でした。
また、車を複数台所有している人は、通勤で車を使っている人が多いようです。
『車2台所有』『車を3台以上所有』と回答した人（224人）のうち、日常的に通勤手段として車を利用されている人は180人（80.4％）でした。
『その他』では、こちらのご回答がありました。
テレビやCMで見かけることが多くなった電気自動車ですが、関心度合いで最も多かったのは『購入までは考えていないが、興味はある』で379人（53.1％）でした。第2位は『全く関心がない』で131人（18.3％）、第3位は『購入したいと考えているが、条件が合わず購入できない』で56人（7.8％）でした。
『その他』のうち、多かったのは「既に所有している」というご回答です。
それ以外では次のようなご回答がありました。
関心があるものの、充電設備に対する懸念から見合わせている人が多いようです。
乗り物について興味があるサービスは『特にない』は最も多く352人（49.3％）でした。第2位は『車のサブスクリプション・カーリース』で160人（22.4％）、第3位は『カーシェアリング』で154人（21.6％）となっています。
『その他』では、
といったご回答がありました。
■Q4で「車やバイクを日常的に通勤手段としている」と回答した人（417人）の、最寄りの公共交通機関までの距離
最寄りの交通機関が近い場合でも、通勤手段として車やバイクを使っている人は多いようです。
■『車もバイクも所有していない』人の「自宅から最寄りの公共交通機関までの距離」
車やバイクを所有していないと回答した人（47人）は最寄りの交通機関までが近い人が多く、『駅まで10分未満』、『バス停まで5分未満』が33人（70.2%）でした。
最近では、車2台駐車可やバイク置き場が設けられている分譲マンションも見かけるようになってきました。今回のアンケートでも、バイクの有無や車の所有台数が1～2台については、お住まいの種類に特徴はありません。
一方で、車が3台以上所有しているという方のお住まいの種類は77％が「一戸建て」でした。マンションや社宅などの集合住宅では3台以上の駐車場を確保するのが難しく、また費用もかかることが要因と考えられます。
今回のアンケートでは、お住まいの交通状況に関係なく、車やバイクを通勤手段として利用している人が多かったようです。注目を集めている電気自動車については関心が高いものの、今後の充電インフラの整備状況次第と考えている人が多いことが分かりました。
住まい選びにも大きく影響する、自動車やバイク。ぜひ参考にしてください。