キャッシュレス決済の利用状況についてのアンケート

最近いろんな店舗で見かけるようになったキャッシュレス決済。使える店舗はもちろん、キャッシュレス決済の種類も増えてきています。
今回はキャッシュレス決済の利用状況についてお伺いしました。

アンケート名
キャッシュレス決済の利用状況についてのアンケート結果
回答期間
2023年2月17日~2023年3月16日
回答数
717人
回答対象
アルファあなぶきStyle「くらしのアンケート」より回答いただいた方
(アルファあなぶきStyle会員を含む)

Q1. 普段の生活で、キャッシュレス決済をどのくらい利用していますか?(1つ回答)

第1位が「ほとんどの支払いがキャッシュレス決済」(283人、39.3%)、第2位が「現金払いもあるが、キャッシュレス決済の方が多い」(246人、34.3%)でした。

全体の73.5%、529人が「現金よりもキャッシュレス決済が多い」と回答されています。

年代別に見ても、全ての年代で約7割の人が「現金よりキャッシュレス決済が多い」という回答でした。


 ■年代別「ほとんどがキャッシュレス決済」または「現金よりもキャッシュレス決済が多い」と回答した人の割合

20代以下 ・・・ 70.3%

30歳代  ・・・ 75.3%

40歳代  ・・・ 72.4%

50歳代  ・・・ 76.0%

60歳代  ・・・ 68.8%

70歳代以上・・・ 74.1%

Q2. 利用しているキャッシュレス決済の種類を教えてください。(複数回答可)

利用しているキャッシュレス決済の種類、第1位は『クレジットカード』で608人(84.8%)、第2位は『PayPay』で422人(58.9%)、第3位は『WAON』で243人(33.9%)でした。

携帯電話のキャッシュレスサービスや交通系電子マネーを利用している人も多いようです。


 

その他』では、こちらのご回答がありました。

  • QUOカードPay
  • エフカ等スーパー独自のキャッシュレス決済
  • ANA Pay
  • Payどん
  • AEON Pay(イオン ペイ)

Q3. キャッシュレス決済サービスを選ぶ際に、どこを重視していますか?(複数回答可)

キャッシュレス決済サービスを選ぶポイントでは、『ポイント還元率・割引率』が第1位で553人(77.1%)、第2位は『利用できる店舗数の多さ』で466人(65.0%)、第3位は『年会費等のランニングコスト』は177人(24.7%)でした。

全体的に、使いやすさやお得感で選ぶ人が多いようです。


 

その他』では、こちらの回答がありました。

  • 使いやすさ、手軽さ
  • 入金しやすいこと
  • 現金チャージ機能
  • クレジットカードと共通
  • 楽天市場やメルカリなどのポイントを消費できるか

Q8の回答を見ると、支出を管理するため現金チャージに限定している人も多く、『入金のしやすさ』も選ぶ際のポイントのようです。

Q4. キャッシュレス決済を利用するようになって、変わったことがあれば教えてください。(複数回答可)

キャッシュレス決済を利用するようになって変わったことについては、『銀行・ATMに行く回数が少なくなった』がもっとも多く、409人(57.0%)でした。

第2位は『小銭が減った』で349人(48.7%)、第3位は『外出時の持ち物が少なくなった/財布が小さくなった』で225人(31.4%)となっています。


 

その他』では、こちらのご回答がありました。

  • 高額な買物が出来る
  • 特に無いが、ポイントが付くなど、毎月数千円は入ってくる。
  • 子供がいても支払いが楽になった。早く終わる。
  • スマホケースにクレカも入れているので財布を持たない。
  • 特に変わらないが強いて言うなら、現金払いしかできない時で購入がどちらでもいいときには買い物をしなくなった。
  • 現金を触りたくない(不潔)
  • ポイントやキャンペーンで得する機会が増えた。
  • まだ慣れておらず、費用管理が把握しづらい。
  • 支出の管理が難しくなった。

Q5. キャッシュレス決済を利用するようになって、困ったことがあれば教えてください。(複数回答可)

もっとも多かったのは「自分が利用しているキャッシュレス決済サービスが利用できなかった」で262人(36.5%)でした。第2位が「使いすぎてしまい、支出が増えた」で230人(32.1%)、第3位が「現金を忘れた」で196人(27.3%)です。


 

『その他』では、「困ったことがない」と回答した方が77人でした。

それ以外では、こちらのようなご回答をいただいています。

  • 電波が悪い場所でのバーコード決済
  • ネットに繋がらなくてスマホが固まったことがある。
  • 動作が遅い時があり、支払いまでに時間を要したことがあった。
  • アプリの立ち上がりが遅いときには慌ててしまう。
  • 使ったことを忘れたことがあり、計画的な利用には不向きと感じた。
  • 使いすぎることはないが、使いすぎそうになる。
  • どれだけ使ったか小遣い帳をつける必要と、それを確認する作業が増えた。
  • 家計全体の管理が煩雑
  • 千円単位でしかチャージできないのでお金の減りが早いような気がする
  • キャッシュレスで買ったものと現金で買ったものの両方あるので、お金の管理が複雑化した。
  • サービスをそもそも利用出来ない店に困ります。
  • 情報流出や不正利用が心配になる。
  • クレジットカードの締日タイミングの違い
  • 落とした時、慌てた
  • 急に現金が必要になった時に手持ちがない事が多い(子どもの給食費など)
  • 小銭が減りすぎて必要なときに無い(お賽銭など)

Q6. (Q1で、「現金支払いのみ」または「現金払いが多い」とご回答の方にお伺いします)キャッシュレス決済の利用が少ない理由として最もあてはまるものを1つ教えてください。(1つ回答)

Q1で「現金支払いのみ(12人)」または「現金支払いの方が多い(90人)」と回答した人の理由として、もっとも多かったのは「結局現金も必要」で34人(33.3%)でした。第2位が「使いすぎが心配」が21人(20.6%)、第3位が「不正使用のリスクが心配」が13人(12.7%)となっています。


Q1で『現金支払いのみ』と回答した人に限定すると、「個人情報流出が心配」や「不正使用のリスクが心配」といった理由がほとんどでした。
使い勝手ではなくキャッシュレス決済のリスクの理由で、現金支払いに限定されているようです。

Q7. 実店舗での買い物で、主にキャッシュレス決済を利用することが多い場所を教えてください。(複数回答可)

キャッシュレス決済を利用する場所、第1位は『スーパー』で545人(76.0%)、第2位は『コンビニ』で533人(74.3%)、第3位は『外食』で405人(56.5%)でした。

レジに時間がかかる場所でキャッシュレス決済を利用している人が多いようですね。


 

その他』ではこちらのご回答がありました。

  • 自動販売機
  • 病院、薬局
  • ガソリンスタンド
  • 美容院
  • ゴルフ場等の支払い
  • 家具屋、電気屋(高額な買い物をする場所)

Q8. 家計の支出を管理するために行っていること・工夫していることがあれば教えてください。

〇家計簿

もっとも多かったのが、家計簿をつけて支出を把握しているという内容です。
ただし、家計簿の種類はアプリであったり、Excelだったり、ノートに書いたりと、ご自身にあったものを使用されていました。

  • 家計簿アプリを利用して大まかな支出は把握できるようにしている。
  • 毎日家計簿をつけている。つけていると、使い過ぎたな、とか、最近あまり使っていないな、というのが数字上ではっきりする。やはり、意識するには、日々目にすることが必要だと感じる。そのため、毎日家計簿をつけることが、自身への日々の意識づけにつながっている。
  • Money Forward MEという有料家計簿サービスを利用している。キャッシュレス決済が自動計上される上、ほとんどの証券会社と銀行が登録できるので、簡単に資産管理ができている。
  • マネーフォワードで連携し家計簿の自動化をしている。
  • 家計簿アプリを使って無駄な支出を増やさないようにしている
  • 家計簿をつける事。クレジットカードのWEBサイトをこまめにチェックする。
  • クレジット決済で家計簿代わりにしている。
  • メインのクレジットカードを決めて、月毎に管理している。
  • 家計簿をつけるのが一番わかりやすい。 
    特に電子マネーを利用し始めて、使った額が一目でわかるようにしておかないと使いすぎる傾向になる。
  • クレジットカードを使用したら、家計簿に必ず明細を記入して、請求の際チェックしている。
  • 紙の家計簿をつけています。一年間の傾向と対策を記録していてその季節に合った支出額を考えて出費しています。予算を決めてキャッシュレス、現金の区別を付けずに家計簿で管理すること。週一回でも残金の確認をすること
  • あえて手入力の家計簿アプリを使っている。 
    銀行やカードなどと連携して自動で家計簿をつけるアプリだと、結果支出が減らないので。
  • 自作のEXCEL家計簿で毎月・毎年に出ていくお金や、将来のキャッシュフローの管理をして、安心して使えるように考えている。
  • 毎月、いくらくらいで生活したのかを大学ノートでチェックしている。また多額の消費をした場合(例えば、車や時計等)はメモ書きして今後に生かしている。
  • 先に支出予定金額を決定しており、カードは使用したらすぐにその金額を支出予定額から引き、キャッシュレスは利用時にチャージを心掛けている。

〇支出の管理

家計簿以外でも、こまめに支出の管理を行っている人が多いようです。

  • レシートは必ずもらい、時々チェックしています。保管もして家計簿まではつけていませんが、さかのぼってお金の管理ができるように心がけています。
  • 支出した場所ごとにレシート等を3カ月程度保管し、管理している。
  • カードで支払った金額をメモして、使った金額を時々確認しています。
  • カード利用後にスマホに金額が表示されるので確認するようにしている。(不正利用防止もかねて。)
  • 常に利用状況を確認している。
  • 3ヶ月毎に、金融資産残高を管理している。
  • 月の予算を決める。
  • ATMでお金を下ろすのは月に一度だけにする。
  • 以前は手持ち現金が無くなったら、2~3万下ろしていました。 最近は1回に下ろす額を10万円程度にし、そこから補充するようにしたら、 残金が見えるので、自然と支出が減っているように思います。
  • まとめ買いをし、買い物回数を減らす。
  • 買いだめをやめた。必要以上に購入しない。
  • 現金支払いよりもキャッシュレス決済の還元率が高ければそちらを使う。
  • クレジットカードの利用は必要な時以外は極力控える。交通系ICカードなどチャージ型のカードの方が残額が管理しやすいので、そちらを優先的に使う。
  • ネット上での買い物は、ポイント○倍というときに購入するようにしている。
  • 先に支出予定金額を決定しており、カードはしようしたらすぐ金額で支出予定額から引き、キャッシュレスは利用時にチャージを心掛けている
  • あまり買い物に行かないようにしてる。
  • 外出を控える。
  • 外食を控える。
  • 無駄な物は買わない、欲しがらないよう心掛ける。

〇マイルール、心掛け

ご自身で独自のルールを決めている人も多くいらっしゃいました。

  • カード払い時は一回払いにする 
  • 1日当たりの使える金額を決めている
  • ひと月にチャージする金額を決めている(複数の電子マネーの総額)
  • PayPayなどは、カードと繋げずに毎回コンビニで入金するようにしています。 面倒ですが、使い過ぎないように管理できてます。
  • できるだけ同じキャッシュレス決済を利用する
  • 最小限のキャッシュレス決済にしている。
  • 使用するキャッシュレス決済は、できるだけ用途別でまとめている。
  • 現金は毎月予算を決めて給料日に口座から一回引き出すのみにしている。
  • ATMでお金を下ろすのは月に一度だけにする。

Q9. あなたの年齢を教えてください(1つ回答)

まとめ

今回はキャッシュレス決済の利用状況について、お聞きしました。
利用頻度の違いはありますが、全体の98%の人がキャッシュレス決済を利用されているようです。
それに伴って、支出の管理も工夫しておこなっている人が多いことが分かりました。
不正利用を把握するためにも、使用履歴はしっかり確認しておく必要がありますね。
みなさんのやり方をぜひ参考にしてください。

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