自宅の通信機器に関するアンケート

スマートフォンやタブレットの普及に伴い、私たちの生活に欠かせない存在となった通信機器。ネットを繋げたIoT家電が登場するなど、私たちの生活全体に変革をもたらしています。そこで今回は、住まいにおける通信機器の利用状況やお困りごとについてお聞きしました。

アンケート名
自宅の通信機器に関するアンケート結果
回答期間
2025年5月16日~2025年6月19日
回答数
747人
回答対象
アルファあなぶきStyle「くらしのアンケート」より回答いただいた方全員(会員を含む)

Q1. 現在ご自宅にある通信機器を教えてください。(複数回答可)

スマートフォン」との回答が圧倒的に多く、724人(約97%)。「タブレット」や「通信機能付きゲーム機」の所有も多く、自宅での通信環境はモバイル機器が中心となっていることが分かります。

固定電話(FAX機能なし)」の所有は154人(約21%)、「FAX機能付き電話」は96人(約13%)と少ないながらも一定数の人がスマートフォンと併用されています。
パソコンの所有率も約78%と高く、テレワークやオンライン学習、Web手続きなど自宅でのさまざまな活動を支える基盤となっているようです。

Q2. (自宅に固定電話がある方にお聞きします)固定電話を自宅に置いている理由を教えてください。(複数回答可)

固定電話を置いている理由としては「特に理由はない」が最多、続いて「使い慣れているから」が76人となっており、昔からの習慣などで使用し続けている人が多いことが分かります。一方で「学校や職場からの連絡用」「災害時の備え」など意識的に残している人も一定数いるようです。


 その他の回答では「携帯番号を知らない親戚との連絡用」「携帯番号だと信用してもらえない場合がある」などの回答があり、社会的な信頼性や特定の関係維持のツールとしての価値もあるようです。
さらに、「宅急便などの登録に使用」や「電話番号の入力が必要なときには固定電話の番号なら電話に出なくてもよい」といった、積極的に利用するというよりも「提示するための番号」として活用されている回答も見られました。

Q3. (自宅にパソコンをお持ちの方にお聞きします)パソコンの利用目的を教えてください。(複数回答可)

パソコンは「情報収集」や「趣味」のための機器として最も活用されており、スマートフォンでは操作しづらい細かい作業や、大画面での閲覧が快適な活動に利用されています。

一方で、パソコンを所有しながらも「使っていない」という人が48人いて、スマートフォンやタブレットの機能向上により、パソコンの必要性が一部の人にとって低下していることを示唆しています。


 

「その他」の回答では、「年賀状作成」や「写真整理」、「オンライン講座」、「株取引」など、ライフスタイルに合わせた多様な活用法が見られました。

Q4. ご家庭の通信費(インターネット・固定電話・携帯電話などの月額合計)は、平均してどのくらいですか? ※生計と共にする世帯での負担額(1つ回答)

約6割の家庭が月額1万5千円未満の通信費で収まっていますが、2万円以上支払っている家庭も8%存在し、世帯構成や利用サービスによって大きな差があることがわかります。回答者の約63%が世帯人数1~2人であることを考えると、1人あたりの通信費負担は決して低くなく、多くの家庭で通信費の適正化が課題となっている可能性があります。

Q5. ご自宅で行っている防犯・セキュリティ対策について、当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答可)

約72%の人が「知らない電話番号は出ない」という基本的な対策を行っていますが、「セキュリティソフトの導入」と回答した人は394人(約53%)にとどまっています。
迷惑電話対策機能付き固定電話の使用」は、固定電話・FAX付電話所有者250人のうち49人。
番号非通知の着信拒否なども含め、基本的なセキュリティ対策を実践している人が多いことが分かります。


「その他」の回答

  • ナンバーディスプレイ
  • 固定電話は常に留守電にしてあり、必要な相手のみ出るか掛け直す
  • 留守番電話にしている。

 

Q6. インターネットにつながる家電(IoT家電)が増えています。使って良かった、またはこれから使ってみたいIOT家電があれば教えてください。

〇使ってよかった

  • 外出先から操作できるリモコンやネットワークカメラが便利。
  • テレビに繋がるインターネットはYouTubeやAmazon Prime Videoなど視聴できるため非常に便利。
  • エアコン:外出先から帰宅に併せて調整ができるのが便利。
  • 誰も住んでいない少し遠い実家の監視のため、Amazon Echo Showを監視カメラとリンクして使用している。どこでも確認できて重宝している。
  • Amazonのアレクサを使ってます。 音楽や映画、動画など便利に使ってます。
  • エアコンを遠隔で操作できるのは、帰る時間に合わせて部屋を適温にできるから良かった。
  • 冷蔵庫の機能お知らせが便利。
  • Alexaを使って、エアコンや電気のスイッチ等を操作しています。
  • お掃除ロボは、買ってよかったです。  スマホで掃除予約できるので、家事が劇的に軽減しました。
  • 使って良かった:見守りカメラ、スマートスピーカー、NAS、トラッカー、ロボット掃除機、温湿度計。
  • 冷蔵庫の中身の管理や、自分がどれだけ冷蔵庫を使用しているかアプリで見られる。 エアコンで、真夏に職場を出る前にスマホで電源を入れておくと、帰宅した時に快適。最高です。
  • 玄関のインターホンは、来客を外出先からでも確認できるので便利。
  • スマホをテレビリモコンとして使えるので、リモコンが見つからなくてもイライラしなくなった。
  • Googleホームを使っています。朝の忙しいときに準備しながら両手が使えなくても時間を教えてくれたりするので重宝している。
  • 照明器具を複数IoTにしている。スマホから各所を操作出来るのが便利。
  • 自宅のエアコンを登録しているので、自宅にいる犬のために出先からも自宅の温度管理ができるので便利です。
  • エアコンで使用した電気代が確認できるのは便利だと思います・・・が、高くなるのが嫌でケチケチ我慢してしまうことがあるのが困りものです。
  • スイッチボット。今でも重宝してます。
  • SwichBot社のハブとセンサー各種を各部屋に置いている。25年前の温度上下だけのエアコンが、自動温度調整や人感センサーやプログラムタイマー付きの高機能エアコンと同じ機能になった。同じく20年前のシーリングランプが音声対応になったし、10年以上前の古いテレビや扇風機も全部音声対応になった。カーテンも音声とタイマーで開け閉めできるようになった。かかった費用は部屋当たり3万円程度なので、すごくお得で便利。 
    めったに行かない遠方の空き家にも同じ措置をしていて、湿度が上がりすぎるとリモートでエアコンを入れたりしている。夜は自動でランプを付けたりカーテンを動かして防犯の役にも立てている。
  • 照明、エアコン、ロボット掃除機、プロジェクターをスケジュールで自動操作もしくは音声認識の操作で使っています。スイッチを押す手間がなくなるのが、こんなに快適だとは使う前は想像していませんでした。 
    スケジュール管理で朝美味しくエスプレッソを淹れられるマシンが出てきたら導入したいです。今販売されているものはありますが、数十万円と高額すぎて手が出ないので、手頃なものが汎用モデルとして出ると嬉しいなと思っています。 

 〇使ってみたい

  • ホットクックがインターネットにつながってレシピを教えてくれるといいなと思う。
  • 最新の家電を使いたいが、高すぎて手が届かない。
  • 家に必ず人がいるので今のところ必要性を感じていません。今後使ってみたいのは、エアコン。
  • なにも使っていない。使ってみたいとは思うけど、使いこなせそうにないし、なにが必要なのかもよくわかっていない。
  • 冷蔵庫に残っている材料と賞味期限を教えてくれたり、また献立を提案してくれる冷蔵庫を使ってみたい。

 〇その他

  • インターネットに繋がる家電で繋げたことはない。
  • 意外に繋がらない。
  • アラジン。
  • 昼間に母が一人なので、暇つぶしにアレクサ買いました。まだ使いこなせていないようです。
  • カーテンを開ける家電。
  • IoT機器は採用していない。 現時点で特に必要性を感じていない
  • 簡単に後付け設置可能なスマートロック(SwitchBot )。

「外出先・遠隔からの操作」「音声による手ぶら操作」「自動化による家事負担軽減」といった点でメリットを感じている人が多いようです。単なる便利さだけでなく、ペットの温度管理や遠方の空き家監視など、生活の質や安心感の向上に直結する使い方が広がっている点にも注目です。

Q7. 通信機器に関する困りごとやお悩みがあれば教えてください。

  • FAXを廃止するタイミング
  • 不具合が出たときに対応ができない。
  • PCのネットワークやプリンターに接続方法が面倒くさくなり、オフラインのまま。
  • 全てにおいて、なかなかついていけません。
  • 使い方が分からないとき問い合わせが面倒。
  • 高度になりすぎて扱いきれない。
  • 同時接続すると遅くなる。
  • IoT家電が多くなってきたので、接続台数が多く、通信が不安定になることがある。
  • 子供が親の知らないところで課金、かんたん決済を利用できるところが不安。
  • 通信がつながりにくい時間帯がある。
  • 詳しいことがわからないので、通信障害などの時にどうしたらいいのか不安。
  • 月額料金が高い。
  • 通信障害が起こる不安。
  • 紛らわしい不審なメールが増えたと思います。怪しいものは、すぐに調べて確認していますが、本物と見間違うような精巧なものもありドキッとすることもたまにあります。
  • アップデートによって古い機種が使えなくなる。
  • インターネット付のマンションに住んでいますが、夕方から夜にかけて接続している人が多い時間帯に通信速度が遅くなること。
  • 中高生の子供達がスマホばかり見てしまうこと。
  • IT化についていけない。一人暮らしなので、聞く人もいず、困る。
  • コードが多くて、見栄えがよくない。 コンセントが足りない。
  • マンションの宅内ハブが知らないところ(天井裏など)にあり、故障時に探すのに困った。
  • 配線関係やほこり
  • マンションのため、夜になると動画の読み込みができなかったときがある。最近はない。
  • 便利だが複雑になって使いこなせていない。
  • 天候に左右される。
  • 最近、固定電話は、不要の感じがする。 FAXも減少したので。
  • iPhoneのモデルチェンジが早いのと、本体がまだ使えているのにOSが対応しなくなるなどの制度がやや不満です。

Q8. あなたの年代を教えてください。(1つ回答)

Q9. 現在のご家庭の世帯人数(生計を共にしている人数)を教えてください。(1つ回答)

まとめ

今回のアンケートでは、進化する通信機器やサービスを活用して日常生活の課題を解決している人がいる一方で、「使い方が分からない」「技術についていけない」といった理由から、対応に課題を感じている人も少なくないことが分かりました。
また、小家族化が進む中で、トラブル発生時に頼れる人がいないことへの不安の声も多く寄せられています。

今後は、多様な世代や家族構成に対応した、分かりやすく安心して利用できる通信環境やサービスの提供が期待されます。

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  • ※アンケート結果の利用を希望される場合には、事前にアルファあなぶきStyle事務局までご連絡ください。