ご近所付き合いに関するアンケート

同じ建物や地域で暮らすご近所の方々との関係は、日々の安心感や住み心地にもつながる大切な要素のひとつです。あいさつを交わす関係が心地よいという方もいれば、いざというときに助け合えるつながりを求める方もいるでしょう。
今回は、ご近所付き合いの実態や、皆さんが思う理想の距離感についてお伺いしました。

アンケート名
ご近所付き合いに関するアンケート結果
回答期間
2026年2月25日~2026年3月30日
回答数
115人
回答対象
アルファあなぶきStyle「くらしのアンケート」より回答いただいた方全員(会員を含む)

Q1. 現在のお住まいでのご近所付き合いについて教えてください。(複数回答可)

現在のご近所付き合いは「挨拶のみ」が圧倒的に多く、回答者の69.6%を占めました。「立ち話をすることがある」も多く、全体的に“軽いつながり”にとどまっている様子がうかがえます。一方で「名前も顔も知らない人が多い」「交流はほとんどない」といった回答も目立ちます。

 

ライフスタイルの変化やプライバシー意識の高まりによって、意識的に距離を保つ方向へと変化しているようです。「その他」の回答では「子どもの友達の親とLINE交換」といった内容もあり、“近く住む”以外にもライフスタイルや趣味などで共通するものがあれば「おすそ分け」や「一緒に食事」など一歩進んだ交流に繋がるのかもしれません。

それぞれが “無理のない範囲での関係性”が現在のスタンダードになっていると言えそうです。

Q2. 現在の住まいに入居した際、ご近所に引越のあいさつをしましたか?(1つ回答)

引越し時のあいさつについては「した」と「していない」がほぼ半数ずつに分かれる結果となりました。

住宅種類別にみると、「分譲マンション」や「戸建」といった持ち家では「あいさつをした」が多いのに対し、賃貸マンションでは「していない」が多く、あいさつしたのは賃貸マンション居住者の36%にとどまっています。

長く居住する持ち家では、近所と良好な関係を築いておきたいという気持ちが強いことが分かります。

Q3. 今のご近所付き合いの距離感について、どのように感じていますか?(1つ回答)

現在の距離感については、回答者の76.5%が「ちょうどよい」と回答しており、近所付き合いに満足していることが分かります。「もっと交流したい」「距離を置きたい」といった回答が少数にとどまっている点からも、過度な干渉を避けつつ、必要なときには関われるバランスが支持されているようです。

Q4. 地域の町内会、自治会(マンション管理組合とは異なる)に加入していますか?(1つ回答)

町内会や自治会への加入は、「加入していない」が過半数を占める結果となりました。住宅種類別にみると「マンション(分譲・賃貸)」の7割弱が「加入していない」と回答。一方で「戸建(持ち家・賃貸)」は「加入している」の方が多い結果となりました。

マンションでは管理会社のサポートの下、建物ごとに情報共有や連携が取れていくことが多く、町内会や自治会の必要性を感じにくいことが背景にあると考えられます。

Q5. 地域の行事やイベントに参加状況について教えてください。(1つ回答)

地域の行事やイベントへの参加状況について「まったく参加していない」が最多となり、参加率の低さが目立ちました。さらに「そもそも行事やイベントがない・知らない」という回答も一定数あり、地域活動そのものの認知や存在感が薄れている可能性があります。

 

一方で、参加している人も一定数いて、きっかけ次第で参加する人は増えそうです。“関わる人は関わる”という二極化が進んでいるように見えます。

Q6. 近所付き合いで「良かった」と感じたことがあれば、教えてください。

〇情報収集

・マンション内の情報が知ることが出来る

・地域の情報を教え合う

・地域の病院やお店、生活情報を教えてもらえる

・小学校入学について教えてもらえた

・引っ越した際に、近所の危険箇所を教えてくれた

・情報収集ができる


〇協力体制

・近所で火事が起きた時みんなで安否を確認できてよかった

・今般は、表札も、ポストにも名前も出していない部屋がほとんどなので、全くお付き合いはありません。災害時などは大丈夫なのか、と気になっていましたが、先日、夜中に火災警報器がなり、廊下に出てみると、皆が集まっており、コミュニケーションが取れていました。普段は、付き合いがなくとも、緊急時には協力できることが確認でき、安心しました。

・猫がいなくなった時に捜索に協力してもらえた

何かあった時に助けてくれる


〇交流

いつも気に掛けてくれている

・子供のイベントなどに子供が友達と参加できている。

・何かと気を使ってくれ、野菜とか果物をくれるので話しやすい 

・同年代の子どもがいる家庭があると、自分の子供の交流範囲が広がる


〇その他

・お互い干渉し合わない関係がむしろお互いのためであると考えており、最低限挨拶ができれば、お互いにとって気持ちよく居住できると考えております。そのため、あまり干渉し合わない関係は重要であると考えます。

・現在は賃貸なので、近所付き合いはない

ご近所付き合いの良さとして多く挙げられたのは、「情報が得られること」と「いざという時の助け合い」でした。普段は深い関わりがなくても、生活に役立つ情報や緊急時の支え合いに価値を感じている点が印象的です。

 

特に、火災時のエピソードのように「普段は関わりがなくても、いざという時には自然に協力できる」という関係性は、現代的なご近所付き合いの象徴ともいえます。また、子どもを通じたつながりや日常のちょっとした気遣いなど、“緩やかなつながりの中での安心感”が評価されていることも分かります。

Q7. あなたが考える、理想の近所付き合いについて教えてください。

〇あいさつを交わす距離感

・挨拶をする程度

・ご近所付き合いは余りしたくないので挨拶程度が良い

・会釈する程度

・近過ぎず、お互い声は掛け合う関係性がいい

・挨拶が交わせるくらいで良いかな…と。

・自分にあわせた程よい距離間でのお付き合い


〇世間話をする、干渉しない、ほど良い距離

・干渉しないほどほどの関係が良い

・付かず離れず

・余り立ち入らないで、ほどほどが良い

・必要以上に干渉しない

・付かず離れずの干渉しないものの、気にかけてはいる

・あいさつや短い会話を交わす程度でいいと思います。困った時などは話しかけたりできるので。

・世間話ができる。


〇困ったときに助け合う

・お互い助け合いができる環境

・困った時に助け合える関係

・災害時など、緊急時の助け合いができること


〇その他

昔(50年位前?)、宅配便は留守していると隣近所に預けるのが普通だった。預かるのも引き取りに行くのも嫌だった。現在は宅配ボックス、置き配があり便利になった。出会った時に挨拶する距離が丁度いい。

・緊急事態の時助け合える、何にもない時でもおしゃべりしたり、お茶のみしたり気兼ねなくお出かけできる関係

・自分で不要なものなど、お裾分けしたい。ギブアンドテイクしやすい関係

・理想はない、その時しだい。

理想のご近所付き合いとして最も多かったのは、「あいさつ程度」「ほどよい距離感」といった回答でした。「干渉しすぎない」「付かず離れず」といった言葉が多く見られ、 “適度な距離”がキーワードになっています。

一方で、「困ったときには助け合いたい」という声も多く、交流をなくすのではなく、“必要なときにつながれる関係”が理想と考える人が多いようです。「負担にならないこと」と「安心できること」の両立を求められていることが分かります。

Q8. 現在のお住まいの形態を教えてください。(1つ回答)

Q9. あなたの年齢をお教えください。(1つ回答)

Q10. あなたの性別を教えてください。(1つ回答)

まとめ

今回のアンケートから「近すぎないけれど、まったく交流をなくすわけでもない」という、ほどよい距離感を求める人が多いことが分かります。日常的にはあいさつ程度の関係で十分としながらも、いざという時には助け合えるつながりに価値を感じている——そんな“ゆるやかなつながり志向”が全体を通して共通しています。
背景には、ライフスタイルの多様化やプライバシー意識の高まり、一方で多発する甚大な災害などによって人との関わり方が変わってきたことがあります。かつてのような濃密なご近所関係は減りつつある一方で、「必要なときだけつながれる関係」が新しいスタンダードとして定着しつつあるのかもしれません。

ご近所付き合いは、無理に広げるものでも、完全に断つものでもなく、自分にとって心地よい距離を見つけていくもの。今回の結果は、そんな今どきの価値観を改めて気づかせてくれる内容となりました。

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