スペシャル対談 SPECIAL DIALOGUE
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- 2社の共同事業による大規模複合開発「北長野エキキタプロジェクト」が始動
- 佐藤所長 —
本プロジェクトが始まったのは2022年の秋ごろでしたね。中部電力パワーグリッドさまの土地が入札になるという情報が出て、当社も検討に入りました。ところが、約2,070坪と広大な土地なので、マンション単独で事業を進めるのは難しいと思っていたところ、東邦商事さまから「一緒にやりませんか」とお声がけをいただきました。
- 増子社長 —
はい。宅地開発を得意とする当社でもそうした情報を得て検討していたのですが、宅地分譲だけだとやはり広すぎる。では、この土地を最大限生かすためにはどうしたらいいだろうと考えたときに、穴吹興産さまと組んで、「マンションと宅地の一体開発」という形をとるのがいいのではと思ったんですね。
- 佐藤所長 —
大変ありがたいお話でした。当社が長野営業所を開設したのが2015年。東邦商事さまとはその頃からいろいろと情報交換をさせていただいてきました。
- 増子社長 —
それで、いつかは一緒にお仕事をさせていただきたいと思っておりましたので、今回それが実現して、私どもも大変よろこんでおります。
- 佐藤所長 —
地元長野において宅地開発を中心に多彩な不動産事業で信頼を築かれてきた東邦商事さまと、分譲マンションを中心に幅広く不動産事業を展開している穴吹興産が、初めてタッグを組む一大プロジェクトです。お互いの強味を大いに活かせる、有意義な事業になっていくものと期待しております。

※掲載の写真は現地周辺を撮影(2023年8月)したもので、一部CG加工を施しています。予めご了承ください。
- 「北長野エキキタプロジェクト」の
立地特性とポテンシャル - 増子社長 —
建設地は北長野駅の北側の「エキキタ」エリアで、しなの鉄道と長野電鉄のWアクセスが可能という非常に良い立地ですよね。しなの鉄道で長野駅まで1駅6分、長野電鉄で善光寺下駅まで5分で行ける。しかも、駅に近いけれども暮らしやすい静かな場所だと思います。元々、このあたりは歴史のある町で、市の天然記念物になっている吉田の大イチョウがあったり、水鳥が飛来したり桜がきれいな辰巳公園も身近にあって、自然環境も整っています。
- 佐藤所長 —
ファミリー層にとっては、教育環境が良いというのも大きな魅力ですよね。信州大学教育学部附属小学校や長野日本大学小中高等学校などの国立、私立の学校にお子さんを通わせたいご家庭には、特に通いやすい立地と言えるでしょう。
- 増子社長 —
そうですね。現地周辺には買物施設も整っていますから、高い生活利便性と子育て環境が充実した場所。子どもが住みやすいところはお年寄りも住みやすいはずですので、若いときは子育てしやすく、年をとってからも住みやすい住環境ということですね。
- 佐藤所長 —
ええ。さらに特筆すべきは、この場所が「北長野都市機能誘導区域」に指定されているということです。これは、コンパクトシティ形成をめざす行政が、この区域内に都市機能を集めようとするもので、利便性が高いエリアへとどんどん進化していくとともに、人口減少対策や防災面でもメリットがあるとされています。






- ハイスペックな先進の設備を採用し
贅沢な広がりのある住空間を提案 - 増子社長 —
改めてプロジェクトの全体像を眺めてみますと、8階建て、総戸数71戸のマンション「アルファステイツ北長野」と全14区画の注文住宅用地の一体開発ということで、非常にバランスの取れた計画になっていると思いますね。
- 佐藤所長 —
宅地とマンションをこの広大な敷地にどうデザインするかというのは、まさに我々事業者の腕の見せ所でしたね。マンションと一戸建てを合わせると85世帯ほどが住まわれるということになりますから、ちょっとしたまちづくりをしている感覚です。
- 増子社長 —
宅地は標準よりも広い50坪越えの区割りとしているのが特徴です。また今回、当社では唯一手掛けたことのないマンション事業にも参加させていただいていますが、マンションのほうは60㎡台~90㎡台で、ファミリー層だけでなく、シングルやご夫婦のみといった、さまざまな住まい手に向けたプランを用意しました。
- 佐藤所長 —
マンションは全戸南向きで、1フロア9戸。それに130%の平面駐車場を確保しているというのが大きな特徴ですね。また、仕様設備は敷地内に全戸分のタイヤ置場を設置やあなぶき興産オリジナル‟ミタスモクロゼット“を採用したタイプ、共働き世帯に評価されている衣類乾燥機「乾太くん」を標準装備しています。これは、長野県下(※)の分譲マンションでは当社が2024年3月にお引渡しをさせていただいたアルファスマート西和田に続いて2例目となります(あなぶき興産調べ※軽井沢を除く)。実際に住まわれる方に喜ばれる住宅提供を心掛けている穴吹興産のものづくり思想がしっかり反映できました。
- 希少性の高い場所での格別な事業多くの困難を乗り越えて実現
- 佐藤所長 —
振り返ってみますと、これまでさまざまな苦労もありましたね。
- 増子社長 —
ええ、本当にいろいろなことがありました。
- 佐藤所長 —
困難をうまく排して、ここまでこぎつけることができたのは、やはり東邦商事さまのお力によるところが大きいと、大変感謝しております。行政はもとより、隣接者の方々との調整や私道を市道に編入する道路整備、鉄道各社との事前調整など、幾多の困難な場面で、東邦商事さまの地元での確かなネットワークを活用していただきました。
- 増子社長 —
当社としても、私どものグループと協力会社をはじめ、これまで育んできた人的なネットワークやノウハウといったものを活かすことができ、大変光栄に思っております。また、初めてのマンション事業では、穴吹興産さまの思想や進め方のスタイルなどを身近で学ばせていただき、またとない好機となりました。心より感謝申し上げます。
- 佐藤所長 —
北長野エキキタは土地がなかなか出てこないエリアということもあり、そのハードルの高さは分かっていても、どうしてもやりたかった事業でした。それだけこの場所が魅力的だったということですね。
- 未来につながるコミュニティ、住み継がれるまちをつくりたい
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増子社長 —
さて、私たちがこのプロジェクトを通して叶えたいと思っているものが、実はあるんですよね。佐藤所長もお話しされていたように、ここではちょっとしたまちづくりをしていますので、マンションと宅地とでひとつのコミュニティができたらいいなという風に思っています。地域の若い方に住んでいただいて、お祭りだったり小学校の行事などに参加いただいたり。さらには、多様な世帯が暮らしていただくことで地域も継続的に発展していけるはずなので、若い方から年配の方までいろいろな方に暮らしていただければと願っています。
-
佐藤所長 —
同感です。近年は災害も増えていますが、なかなか近隣住民との連携が取れないというお声を耳にします。そういった意味でも、コミュニケーションの取りやすいエリアというか、住まいの集合体といったものが提供できたらいいなという風に私も思っていますね。入居後に仲良くなるほかに、例えば、息子さん家族が戸建てに住んで、マンションにご両親を呼ばれるといったような形で、近居を叶えやすいのも、このプロジェクトならではかと。行政もまちづくりを積極的に進めようとしてるエリアですので、いろいろな都市機能が集約される中で、本当に住みやすい、笑顔のあるまちづくりができたらなと思います。
- 戸建てとマンションを比較検討可
住まい方に多くの選択肢を提供する - 増子社長 —
住まいを検討される皆さまにとっても、同じ場所で、戸建てとマンション、どちらにしようっていう選択肢が生まれますから、じっくり比較検討していただける、非常に良い物件になるんじゃないかなと思うんですね。将来にわたって長く安心して住んでいただいて、かつ資産価値としても高いものになると期待できます。
- 佐藤所長 —
それも、「マンションと宅地の一体開発」ならではのメリットのひとつですね。そしていずれの会社も、不動産購入にまつわるさまざまなご相談に対応できますから、旧宅を賃貸にされたり売却されるなど、不動産全般についてサポートさせていただきます。まずはお問合せをいただければと思いますね。
- 増子社長 —
そうですね。お気軽に現地まで足を運んでいただいて、このプロジェクトの魅力に触れてみていただきたいと思います。佐藤所長、本日はありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
- 佐藤所長 —
こちらこそ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

対談日時:2024年10月
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