今回のアンケートから、エコや省エネの意識が「当たり前」になってきていることが分かります。
一方で「効果が見えにくい」「手間やコストがかかる」といった課題もあり、ストイックに取り組むのではなく、日常生活の中で無理なく続けられる範囲で取り組む傾向が強いようです。
「特別なことをする」のではなく、「日々の選択を少し変える」。その延長線上に、無理なく続く持続可能な暮らしがある——そんな価値観の変化が感じられる結果となりました。
脱炭素社会の実現に向けて、省エネ基準の見直しや住宅・家電の高性能化が進む中、私たちの暮らしにおける「省エネ」や「エコ」への関心も少しずつ変化してきています。
今回は、皆さんの省エネ・エコ活動への意識や、実際の取り組みについてお伺いしました。
もっとも多いのは『やや関心がある』、続いて『とても関心がある』となっており、合わせると全体の約85%にのぼります。このことから、多くの人がエコや省エネに対して前向きな意識を持っていることが分かります。
『できる範囲で取り組んでいる』が68%と圧倒的に多い結果となりました。『まったく取り組んでいない』の回答者もQ3では「行っているエコ活動」を回答されていて、日常生活に溶け込む形でエコに繋がる取り組みを実践されていることが分かります。
『エコバッグ』が圧倒的多数となり、すでに生活の“当たり前”として定着していることが分かります。レジ袋有料化以降、エコバックの使用が習慣化していることが分かります。
次いで『詰め替え商品』『マイボトル』なども多く、日常の中で無理なく続けられる行動が上位を占めています。
一方で『リサイクルショップ等の活用』や『使い捨て回避』はやや少なめで、手間がかかる行動はハードルが上がる傾向が見られます。
『フードロス削減』や『地元・旬の食材選び』も一定数あり、単なる節約だけでなく、環境や社会への配慮を含む“広い意味でのエコ”が浸透してきている点も印象的です。
『こまめに電気を消す』『水を出しっぱなしにしない』など、日々の習慣として取り入れやすい行動が上位を占めました。特別な設備やコストを必要としない“すぐできる行動”が主流となっています。
一方で『待機電力の削減』や『冷蔵庫の温度設定や開閉』などは比較的少なく、効果が体感しづらい、手間がかかる取り組みは広がりにくい傾向がみられます。
『その他』では「太陽光充電池付きポータブル照明を活用」や「家庭用電動生ごみ処理機を使用しごみを減らす」などの回答がみられました。
『他の条件と同じくらい重視する』が最も多く、約6割となっています。省エネ性能による電気代の削減効果に期待している人も多いようです。価格やデザイン、機能性とのバランスの中で判断されていることが分かります。
近年は省エネ性能の高い製品が増え、“選ばなくても自然と省エネになる”環境が整ってきたことも背景にあるかもしれません。
最も多かったのは『効果が分かりにくい』で、半数以上が実感の薄さを課題に感じています。取り組みの成果が見えにくいことが、継続の難しさにつながっているようです。
次いで『コスト』『手間』が挙がっており、やはり“負担感”が大きな壁になっていることが分かります。
一方で『特にハードルはない』という回答も一定数あります。エコ取り組みを日常に無理なく溶け込ませることができるかどうかが、継続の分かれ目になっているようです。
今回のアンケートから、エコや省エネの意識が「当たり前」になってきていることが分かります。
一方で「効果が見えにくい」「手間やコストがかかる」といった課題もあり、ストイックに取り組むのではなく、日常生活の中で無理なく続けられる範囲で取り組む傾向が強いようです。
「特別なことをする」のではなく、「日々の選択を少し変える」。その延長線上に、無理なく続く持続可能な暮らしがある——そんな価値観の変化が感じられる結果となりました。