マンションご購入までの流れ
家族の未来の生活を思い浮かべて、家を選んでいきましょう。
日本全国にはたくさんの住まいがあり、種類も価格も様々です。まずは「どの地域に住みたいか」「どのくらいの予算で探すか」「どんなタイプの住宅に住みたいか」など、家族の希望を明確にしましょう。
これを考えるということは、家族の未来の生活を考えることと同じです。将来を見据えて、じっくりと考えましょう。
希望のエリアや、立地条件を考える
最初は立地に対する条件を整理し、優先順位をつけましょう
住む場所はとても重要なポイントですが、最初からエリアを絞り込みすぎると、その他の希望条件(価格や広さなど)にマッチする住まいが見つからないことがあります。
それを回避するために、最初は立地に対する”条件”を整理することから始めましょう。
自分の生活スタイルを考えたとき、「通勤や通学の距離は何分以内がいいか」「どんな施設が近くにあると便利か」など、重要な要素がいくつかあると思います。
重要な条件と妥協できる条件を整理して優先順位を決めておくに留め、エリアにこだわりすぎずにさまざまな住まいを検討できるようにしましょう。
予算(お支払い)を考える
販売価格だけではなく、月々の支払額なども考慮しましょう
住まい購入にかける予算は、通常、年収の5~7倍が目安とされます。これは最初の情報収集段階のガイドラインとしては便利です。
しかし、詳細に返済計画をシミュレーションしてみると、当初考えていたよりも高価格の住まいにも手が届きそうだったり、またはその逆になることもよくあります。
正確な予算を計算するには専門的な知識が必要なので、最初は支払うことができる頭金と、月々に支払える額を考えておくだけで十分です。実際にモデルルームに行った際、その条件をもって、営業スタッフに相談するのが良いと思います。
また一部の金融機関には、販売価格の全額を借りることができる住宅ローンがあり、頭金なしで住まいを買うことも可能です。これについても、営業スタッフに相談すると良いでしょう。
なお、住まいを購入する際には、販売価格以外にも初期費用や引越し費用などが必要です。一般的には、販売価格の4~7%程度が必要となることを覚えておいてください。
広さと間取りを考える
将来の家族構成を考慮して、必要な広さをイメージしていきましょう
広さを決めるときは、将来の家族構成を考慮することが大切です。結婚から老後まで考えると、必要なスペースは「小さく始まり、大きくなり、再び小さくなる」という流れになると思ってください。自分が今どの段階にいるのかを考え、それに基づいて広さをイメージしてみましょう。
なお、価格は広さに比例して高くなることを忘れないでください。今の住まいと比べたり、そして将来の家族の構成をしっかりイメージして、本当に必要とする広さを考えることが大切です。