Special contents 結婚 出産 育児のプロに聞く!ライフスタイルに合わせた 住まいづくりのコツ

「住まい」を考える人生の3大タイミングを “結婚”“出産”“育児” のプロに聞きました!
ライフスタイルに合わせた住まいづくりのコツとは?

  • Case1 結婚
  • Case2 出産
  • Case3 育児

出産に合わせた
住まいづくりのコツ

妊娠・出産を機に考える、ママも赤ちゃんも過ごしやすい住まい 出産のプロ マタニティ誌『ninps』編集長、株式会社ポーラスタァ代表取締役 高沖清乃さん

Case2

赤ちゃんが過ごしやすい住まいとは

妊娠や出産は住まいを見直す機会のひとつ。家族が増えることで必要な広さや間取りが変わったり、赤ちゃんの過ごしやすさを考慮して、引越しや新居を検討する人も多いでしょう。

赤ちゃんを迎える住まいにもっとも大切なのは、なにより“安全”であること。たとえばベビーベッドの置き場は、周囲に倒れやすい家具や落下しやすいものがないか、照明器具がベビーベッドや赤ちゃんの居場所の真上にないか、などがチェックポイントになります。

また、赤ちゃんは体温調節があまり上手ではありません。直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避け、暑すぎ・寒すぎ・乾燥しすぎにも気を配るとよいですね。おおむね大人が“過ごしやすい”と感じる気温や湿度でOKと言われています。

また、ペットと同居の場合や家族に喫煙者がいる場合は、住まいで解決できるか検討してみてはいかがでしょう。赤ちゃんの居場所と喫煙場所を分けたり、ペット用の入り口などがあるのも便利かもしれません。

お世話をするママも快適に!

赤ちゃんのことばかりに目がいきがちですが、実は、ママが“赤ちゃんのお世話をしやすい”ことも、大切なポイントのひとつです。

生まれてすぐの赤ちゃんのお世話はとても大変!たとえば、おむつ替えの場所がママの腰などの負担になりにくい(新生児は、1日に10回以上もおむつ替えをします)、手洗いがしやすい、沐浴(赤ちゃんの入浴)の場所が給湯から近くて安全、ゆったり授乳できる場所がある(授乳も1日10回以上になることもあります)、など、赤ちゃんばかりでなくお世話をするママも居心地よく過ごせることが重要です。

さらに、赤ちゃん誕生後はお部屋をいつにもまして清潔に保ちたいもの。お掃除や住まいのお手入れのしやすさも視野に入れてみてはいかがでしょう。

お世話をするママも快適に!

妊娠中はどんなことを検討すればいいの?

先述の赤ちゃんの安全面やお世話のしやすさを検討しつつ、住み替えるなら、もう少し先のことまでイメージしておくとよいかもしれません。

赤ちゃんの成長はあっという間です。寝たままの時期はほんの数ヵ月。あっという間にハイハイをし、たっちして、1歳を過ぎればヨチヨチと歩き出します。赤ちゃんの成長に伴って、住まいに求める安全性もまた変わってきます。できれば、バリアフリーに近い状態のほうが赤ちゃんの転倒や落下を防げますし、階段がある場所には柵などの工夫も必要です。

さらに大きくなると、今度は「もうひとり赤ちゃんが欲しい」とか「そろそろ勉強部屋が…」といった具合に、間取りやレイアウトの変更が出てくるかもしれません。ほんの数年の間に状況がどんどん変わっていくことでしょう。 妊娠中の時間があるときに、ちょっと先のことまでイメージしておくと、今後の住まい選びに役立つと思います。

引越しをするベストなタイミングって?

マンションや住宅購入のタイミングは、引越しが妊娠中や産後の体に障らない時期がよいのではないでしょうか。

妊娠中や産後すぐは体が疲れやすく、無理をしないほうがよい時期。また、出産は予定日通りになると決まっているわけではなく、場合によっては数ヵ月早まるといったこともあり得ます。妊娠中なら安定期もしくは、産後しばらくたってから引越しするのが体の負担にはなりにくいでしょう。

マンション選びや新居を建設する場合は、無理のないスケジュールを組むのがよいかもしれません。

引越しをするベストなタイミングって?

妊婦さんや赤ちゃんが過ごしやすい街選び

赤ちゃんが生まれるとなると、住居そのものはもちろん、街選びの基準も変わるのではないでしょうか。

夫婦ふたりの暮らしであれば、職場に近い、おしゃれなお店やおいしい飲食店が多いといった街が好まれるかもしれませんが、赤ちゃんと一緒に暮らすとなると、緑が多い、公園がある、治安がよい、ママ友がいる・作れる、買い物に便利といった視点も生まれてきます。お仕事復帰を検討するママなら、よい保育園が近くにあるか、もしくは周辺の保育園の空き状況なども街選びのポイントになるかもしれません。

ちなみに、多くの自治体では保育園(正確には認可保育所)の待機児童数などをホームページで公開しています。住まいを決める前にチェックしてみてはいかがでしょう。
住みたい街が決まっていたら、市区町村の窓口に出向いて保育園の状況を聞いてみるのもひとつの手です。

妊婦さんや赤ちゃんが過ごしやすい街選び

高沖さんの住まいづくりのコツ

  1. Point.1

    赤ちゃんの安全を第一に考える

  2. Point.2

    赤ちゃんのお世話がしやすく、くつろげる配置や導線を考える

  3. Point.3

    赤ちゃんがハイハイをしたり歩き出したときのこともシミュレーションしておく

  4. Point.4

    引越しは体への負担が少ない時期に

  5. Point.5

    赤ちゃんと住みたい街について調査する

高沖清乃さん

執筆者:高沖清乃さん

マタニティ誌『ninps(https://ninps.com/)』編集長、株式会社ポーラスタァ代表取締役 2008年働く女性のための妊娠・出産情報サイト&雑誌『ninps(ニンプス)』を発刊。女性誌などで、妊娠・出産・子育てコラムを連載中。2児の母。編書に『赤ちゃんが大好きな絵本(河出書房新社)』 公式ブログ(https://ameblo.jp/nalscenario-l/

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