マンションご購入までの流れ
実際にモデルルームと現地を見学しましょう
候補となるマンションがある程度絞れたら、モデルルームと現地を見学してみましょう。
なお見学は1日に多くても2~3件程度が適切と言われています。じっくり検討しようとすると見学時間が長くなり、疲れて集中力が低下してしまうためです。
この見学段階では、「モデルルームを見る」「営業スタッフに聞く」「現地見学をする」の3つのステップをまとめています。
モデルルームを見る
実際の部屋の広さと、基本設備を確認しましょう
新築マンションのモデルルームは、実際のマンションとは別の場所に建てられます。通常、代表的な1つの間取りプランを公開していますが、大きなマンションでは複数のプランが公開されることもあります。
モデルルームは実物大なので、部屋の広さや天井の高さを実感できます。自分が希望している間取りがモデルルームと異なる場合は、間取り図と比較しながら確認しましょう。
また最近は、基本の間取りにさまざまなオプションを加えて、その間取りで実現できるライフスタイルを提案するモデルルームが増えています。そういったモデルルームでは、どの部分が基本装備で、どの部分がオプションなのかを営業スタッフに尋ねながら見学すると良いでしょう。
営業スタッフに聞く
不明な点は、積極的に営業スタッフに質問しましょう
チラシやインターネットで確認できなかった点は、営業スタッフに質問して確認しておきましょう。例えば確認しておきたい項目は以下のようなものがあります。
1.マンション周辺の整備計画
2.構造、入居時期、管理形態などの物件概要の詳細
3.モデルルームでは確認できない共用部分(駐車場、他共用施設など)
4.住戸の販売状況、価格、管理費など
5.入居後のアフターサービスの体制について
現地見学をする
営業スタッフに詳しい説明を聞きながらの見学が有効です
住まいの検討に欠かせないのが現地見学です。特に確認しておきたい項目は下記の5つです。
1.学校や勤務先までのルート
2.日常的に使う施設や店舗の場所
3.前面道路の交通量や騒音の程度
4.隣接建物との位置関係
5.嫌悪施設の有無
現地が建設中の場合、工事車両等の出入りも頻繁にありますので、安全なところで確認するようにしましょう。