年賀状についてのアンケート

郵便はがきの値上げに伴い「年賀状じまい」の動きが加速しています。費用や作成の負担を感じる一方で、年賀状特有の良さを感じている人もいると思います。
皆さんの年賀状事情についてお聞きしました。

アンケート名
年賀状についてのアンケート結果
回答期間
2024年12月20日~2025年1月16日
回答数
709人
回答対象
アルファあなぶきStyle「くらしのアンケート」より回答いただいた方全員(会員を含む)

Q1. 2025年はプライベートで年賀状を送りますか?(1つ回答)

送らない』という人が過半数を超え、381人(53.7%)でした。

企業間や職場内でも年賀状のやり取りがなくなるなど、年賀状を送ることが一般的ではなくなっていることが伺えます。


回答を年代別にみると、年齢が上がるほど「送る」という割合が多くなっています。
50代以上では、「送る」が「送らない」を上回る結果となりました。

  •  20代以下 :20人 ※()内は各年代での割合
    送る   :6人(30.0%)
    送らない:14人(70.0%)
  • 30代    :133人
    送る :49人(36.8%)
    送らない:84人(63.2%)
  • 40代    :172人
    送る :73人(42.4%)
    送らない:99人(57.6%)
  • 50代     :203人
    送る :104人(51.2%)
    送らない:99人(48.8%)
  • 60代    :145人
    送る :74人(51.0%)
    送らない:71人(49.0%)
  • 70代以上 :31人
    送る :20人(64.5%)
    送らない:11人(35.5%)

Q2.  (Q1で「送らない」と回答した人にお聞きします。)送付しない理由を教えてください(複数回答可)

年賀状を送らない理由としては『手間がかかる』がもっとも多く215件、次いで『メールやSNSで送る』が186件、『費用が高くなった』が113件という結果となりました。

2024年10月に郵便はがきの値上がりがありましたが、それ以上に作成の手間が負担となっている人が多いようです。

その他』では、「喪中」や「高齢」、「終活」などの回答がありました。

Q3.   (Q1で「送らない」と回答した人にお聞きします。)年賀状しまいの案内を送りましたか?(複数回答可)

最近見かけるようになった、年賀状しまいの案内。どのくらいの人が送付しているかをヒアリングする本設問では、『案内していない』という人がもっとも多く、255件でした。Q1で年賀状を送付しないという人の66.9%が、年賀状しまいの案内を送られていないようです。

一方で、案内した人は『メールやSNS』で伝えた人が多いことが分かりました。

その他』では、「前年の年賀状に記載した」という回答が多く見られました。

Q4. (Q1で「送る」と回答した人にお聞きします。)2025年の 送付枚数を教えてください。(1つ回答)

年賀状を送る人の送付枚数は『~30枚』がもっとも多くでした。枚数が増えるごとに送付する人が少なくなり、『100枚以上』という回答は11人でした。

年賀状を送付する人も、枚数を絞って送られているようです。

Q5. 年賀状やはがきの「しまい案内」はどのような方法で作成しますか?(複数回答可)

作成方法については『アプリやWeb上で作成して自宅で印刷』がもっとも多く、206件(29.1%)、続いて『手書き』で138件(19.5%)でした。

写真なども簡単に入れることができるデジタルツールを使う人が多い一方で、手書きで作成する人も多く、年賀状で伝えたい想いは人それぞれ違うことが分かります。

Q6. 印象に残っている年賀状や年始のあいさつがあれば、教えてください。

  • 毛筆の年賀状。達筆だと一文字でもサマになり印象に残りました。
  • その土地の写真入りは行ってみたいと思えたり、魅力あります。
  • 芋版
  • 白紙で届いた年賀状が過去2回ありました。
  • 近況報告はうれしいです。
  • 家族写真を、毎年印刷されているものは、子供の成長がわかって楽しい。
  • 毎年、干支の着ぐるみで家族写真を送ってくれる友人の年賀状が楽しみだった
  • 写真がたくさんの年賀状はいろんなところに行ったんだなとかいろいろわかって面白いです。
  • 全て手書き
  • 自分で絵を描いている人を見ると、すごいなぁって思う。
  • 久しぶりに連絡が取れた友人からの吉報は嬉しかったです。
  • 脳梗塞で片麻痺になった方が、利き手ではない方の手で書いてくださった年賀状は忘れられません。
  • 子供の頃が一番、年賀状に一生懸命に取り組んでいたと思います。毎年どんな年賀状を出せば喜んでもらえるだろうかと、悩み考えながら手書きで書いていました。 年始のあいさつには、お年玉狙いで知り合いのお宅に伺う祖母に常に引っ付いて行っていました。
  • ペットの干支被りもの写真は癒される。
  • 干支に因んだ挨拶文が毎年送られてくる。 手書きの油絵が描かれている。
  • 墨絵を手書きで書いてくれた。
  • 結婚した年やこどもが生まれた年は年賀状のやりとりが多かった。
  • 年賀状で1年のトピックスを箇条書きにしていたもの。絵手紙で書かれたもの。
  • 1年の目標などを語り合う。
  • 手刷り版画
  • 押し花の年賀状は素敵と思いました。
  • 秋から1月まで仕事で殺人的に忙しかった友人が、2月にお詫びとともに年賀状を送ってきた。仕事の内容を知っていたので、あらためて大変だったのだと分かった。
  • 登山家の友人からの海外の山の写真がメインの年賀状はかっこいいなと思いました。
  • 宛名があだ名になっていた。
  • 孫からの、手をスタンプで押してくれた年賀状。
  • 60歳を機にランニングを始めた友人が、市民マラソンに出場、そのゴールの写真が年賀状に印刷されていて感動しました。
  • 友人から年始の挨拶と一緒に結婚の報告があった年賀状はとても印象に残っています。
  • 遠方の友人が毎年、近況を詳細に、びっしり書いて送ってくれる。
  • 喪中はがきに「喪中だが、毎年いただく年賀状でお子さんの成長を見るのが楽しみなので、年賀状を送ってほしい」旨が書かれていたことがある。
  • 喪中のときに寒中見舞いだったけど「気持ちは寂しいけどいつものお正月でありますように」って書いてあったことがうれしかった。
  • 離婚の挨拶
  • 職場の方々からの感謝や激励。
  • 子供の頃は自分でイラストを考えて、手書きで一生懸命作っていたなぁと懐かしいです。今は無料の年賀状アプリで簡単に出来るのにほとんど出さなくなりました。
  • 少し前ですが、木版画の手刷りのを毎年いただいていて、温かさが良かったです。
  • 毎年、年賀状で大喜利ネタを送ってくる面白い友達がいるのでこちらも全力で応戦する。
  • 毎年、小さな文字でハガキにビッチリと近況報告を書いてきてくれる友人がいます。 
    あまりにも小さな文字で書いてあるので、つい引き込まれるように読んでしまうんですよね。

Q7. 年賀状にまつわる思い出があれば教えてください。

〇お年玉抽選の思い出

  • 年賀はがきくじに当選していた。
  • おみくじ年賀状。
  • 年賀状のお年玉くじ一等が当選した。
  • 学生の頃、差出人から自分送った年賀状が当たっていると連絡があった事。
  • 受け取った年賀状枚数が20枚程度にもかかわらず、2枚もお年玉年賀状の3等に当選したこと。

〇送付先の思い出

  • 20年以上年賀状のやり取りをしている友人が数名います。やはりそういう友人を大切にしたいと心から思います。
  • 小学校の時の担任の先生(1年生)とは長年送り合ってました。
  • 旅行中に知り合いになった方と年賀状の挨拶を交わすのは楽しかった。
  • 日頃疎遠な方の動静がわかり、昔の思い出に膨らみ楽しい時間となります。
  • 女の子からの年賀状が来た。小学校のとき。今思えば、お返しを出すべきだったかな。当時は、照れがあったな。
  • 若かりし頃、好きな人から年賀状を貰った時は小躍りしました。
  • 幼稚園の時途中で引っ越した友人としばらく年賀状のみやりとりがあったこと。まだ携帯も持っていない状態では唯一の繋がりでした。

 〇年賀状の内容

  • 家族でプリントごっこを使って年末の一大イベントであった思い出。
  • 毎年干支のイラストを手描きし、だじゃれを書いてくれる知人の年賀状は楽しみです。
  • 手が不自由な姉が一字一字時間を掛けて書いてくれた年賀状。
  • 子どもの頃は「あぶり出し」や「芋はんこ」が流行った。
  • 子供の頃にプリントゴッコで作るのが面白かった。
  • 手作り版画、毎年パソコンで一年の写真を編集した物などは、貰っても 嬉しい。65歳ですが、小6の担任の先生とずっとやりとりしてます。
  • 干支を表す漢字を図案に含み、家族の写真を組み合わせて「干支シリーズ」としてひと回り作成した。
  • 脳梗塞を起こされた友人が回復段階でリハビリされながら、震える指先でしたためてくれたお年賀を頂戴した事。
  • 子供の頃は消しゴムはんこや色々工夫して書いていたところ。
  • 子供が誕生した時の年は世の中偽装が多い年でした。年賀状はスポーツ新聞の見出し風で作成して、【嫁太いのは偽装、実は妊娠してた!】との見出しで子供の誕生写真を載せたのを作って出しました。 みんなにウケて良かったです。友達のオカンはまぁ、こんな事もあるのねーと信じてしまいましたが(笑)
  • 小学生の時に、みかんの絞り汁で文字を書いて、あぶったら文字が出てくるという仕掛け?の 年賀状をワクワクしながら作成したなぁ~。
  • 飛び出す年賀状等、毎年、相手の印象に残り、楽しみにしてもらえる年賀状を1年かけて考え、それを作るのが大変だった。
  • 手先が器用な父が、毎年版画を手彫りして素敵な年賀状を出していました。

 〇その他

  • 子供の頃は届くのが嬉しくて、冬休みの楽しみの一つだった
  • 今年こそ会いましょうとお互い書きながら、毎年年賀状だけで終わってしまっているコに、LINEのIDを書いていたら、LINEが繋がって気軽にやりとりができるようになったこと。離れていてまだ会えてはないが、きっかけができました。
  • プリントごっこ全盛期、毎年、家族全員分の計500枚を一人で刷っていました。3版は重ねていたので1500回同じ作業を繰り返した計算です。年の瀬の懐かしい思い出です。
  • 本気で出したい人には書きやすく、社交辞令で出す人は憂鬱な年賀状でしたね 。それもお仕事辞めるとすっきりして嬉しかったのを覚えてます。
  • とにかく書くのが大変なので、早めにと思いつついつもぎりぎりになるところ。
  • 小学生の頃、こたつでみかんや餅を食べながら書いた。冬休みの宿題と同じレベルで取り組んだ。
  • 仕事をしていた頃は、何百枚も書いていたが、書かなくなったら年末のストレスの一部が解消された。 今はLINEかメール。
  • 自宅のインクジェットプリンタで年賀状を印刷すると、ハガキ1枚当たりインク代は40円であることを5年くらい前に知った。これなら印刷業者に頼んだ方がはるかに安い。自宅のインクジェットプリンタならではの年賀状はないかと考えて、相手によって絵柄を変えるというアイディアを思いついた。これは自宅のプリンタでないとできない。相手を思い浮かべながら絵柄を選ぶ作業は楽しく、年賀状作りが楽しみになった。
  • ほんとに切手シートを集めています。
  • 自分の名前を書き忘れた。
  • 学生の頃に生徒会主体で校内年賀はがきをやっていた。
  • 姉妹でどんなものにするか話し合って楽しく作成した。
  • 子供の頃は元旦に届く年賀状を仕分けるのが楽しみでした!自分宛のものがあると嬉しくて読むのが楽しみでした。
  • そういえば、想い出がありません。

Q8. 来年以降、年賀状は送りますか?(1つ回答)

来年以降も『送る』という人は、今年送付した人よりも100人ほど減少し、227人(32.0%)でした。

送らない』という人は、今年送らなかった人よりも少ない、339人
143人が『分からない』と回答されています。

Q9. あなたの年代を教えてください。(1つ回答)

Q10. あなたの性別を教えてください。(1つ回答)

まとめ

今回のアンケート結果から、年賀状を送る人や枚数が明らかに減少していることが浮き彫りになりました。一方で手書きや写真、デザインなどオリジナリティにこだわり、想いを込めて作成している人もいるようです。贈ることに負担を感じながらも、年賀状を楽しみに待っている人も多いようですね。

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  • ※アンケート結果の利用を希望される場合には、事前にアルファあなぶきStyle事務局までご連絡ください。

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