今回のアンケート結果から、年賀状を送る人や枚数が明らかに減少していることが浮き彫りになりました。一方で手書きや写真、デザインなどオリジナリティにこだわり、想いを込めて作成している人もいるようです。贈ることに負担を感じながらも、年賀状を楽しみに待っている人も多いようですね。
年賀状についてのアンケート
郵便はがきの値上げに伴い「年賀状じまい」の動きが加速しています。費用や作成の負担を感じる一方で、年賀状特有の良さを感じている人もいると思います。
皆さんの年賀状事情についてお聞きしました。
郵便はがきの値上げに伴い「年賀状じまい」の動きが加速しています。費用や作成の負担を感じる一方で、年賀状特有の良さを感じている人もいると思います。
皆さんの年賀状事情についてお聞きしました。
『送らない』という人が過半数を超え、381人(53.7%)でした。
企業間や職場内でも年賀状のやり取りがなくなるなど、年賀状を送ることが一般的ではなくなっていることが伺えます。
回答を年代別にみると、年齢が上がるほど「送る」という割合が多くなっています。
50代以上では、「送る」が「送らない」を上回る結果となりました。
年賀状を送らない理由としては『手間がかかる』がもっとも多く215件、次いで『メールやSNSで送る』が186件、『費用が高くなった』が113件という結果となりました。
2024年10月に郵便はがきの値上がりがありましたが、それ以上に作成の手間が負担となっている人が多いようです。
『その他』では、「喪中」や「高齢」、「終活」などの回答がありました。
最近見かけるようになった、年賀状しまいの案内。どのくらいの人が送付しているかをヒアリングする本設問では、『案内していない』という人がもっとも多く、255件でした。Q1で年賀状を送付しないという人の66.9%が、年賀状しまいの案内を送られていないようです。
一方で、案内した人は『メールやSNS』で伝えた人が多いことが分かりました。
『その他』では、「前年の年賀状に記載した」という回答が多く見られました。
年賀状を送る人の送付枚数は『~30枚』がもっとも多くでした。枚数が増えるごとに送付する人が少なくなり、『100枚以上』という回答は11人でした。
年賀状を送付する人も、枚数を絞って送られているようです。
作成方法については『アプリやWeb上で作成して自宅で印刷』がもっとも多く、206件(29.1%)、続いて『手書き』で138件(19.5%)でした。
写真なども簡単に入れることができるデジタルツールを使う人が多い一方で、手書きで作成する人も多く、年賀状で伝えたい想いは人それぞれ違うことが分かります。
〇お年玉抽選の思い出
〇送付先の思い出
〇年賀状の内容
〇その他
来年以降も『送る』という人は、今年送付した人よりも100人ほど減少し、227人(32.0%)でした。
『送らない』という人は、今年送らなかった人よりも少ない、339人。
143人が『分からない』と回答されています。
今回のアンケート結果から、年賀状を送る人や枚数が明らかに減少していることが浮き彫りになりました。一方で手書きや写真、デザインなどオリジナリティにこだわり、想いを込めて作成している人もいるようです。贈ることに負担を感じながらも、年賀状を楽しみに待っている人も多いようですね。